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株式会社 古山鉄工所

株式会社 古山鉄工所 巨大橋梁を支え抜く町工場のボルト<br>100年経っても倒れはしない。その町工場の技術は、日本と世界の橋梁を支える。

株式会社 古山鉄工所

巨大橋梁を支え抜く町工場のボルト
100年経っても倒れはしない。その町工場の技術は、日本と世界の橋梁を支える。

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輝く技術 光る企業

株式会社 古山鉄工所

巨大橋梁を支え抜く町工場のボルト 100年経っても倒れはしない。その町工場の技術は、日本と世界の橋梁を支える。

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  • 社名:株式会社 古山鉄工所
  • 設立年月:大正13年4月
  • 資本金:3,400万円
  • 従業員数:25人
  • 代表者:古山 節子
  • 本社所在地:東京都葛飾区四つ木2-3-5
  • 電話番号:03-3697-8401
  • 公式HP:http://furuyama-iron.com/
  • 巨大な橋梁や、高速道路・モノレールの高架は、決して倒れることは許されない。東京の下町、葛飾区四つ木にある町工場、古山鉄工所。この町工場が作る部品が、それら巨大建造物の基礎部分に使われ、何千トンもの建造物の重量を支えていることをご存知だろうか。その部品とは、大型ボルト。直径10cm・長さ4.5m以上の特注のボルトで、製造には高い精度と技術が要求される。古山鉄工所の大型ボルトは、国内の大型橋梁のほとんどに使われており、海外の橋梁にもまた導入されている。
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業種

金属製品・ねじ製品

事業紹介

小径ねじから太径ねじの製造販売

世界に通じる技術力について
高い精度と技術が要求される大型ボルトの製造

細谷 和也さん 取締役社長 創業は1924年という古山鉄工所。4代目社長の細谷さんに、まずは事業内容についてお伺いした。 「古山鉄工所では主に、橋や高架、鉄塔を支える部品を作っています。昔はリベット(鋲)が多かったのですが、現在は大型ボルトの製造が中心ですね。ボルトといっても、一筋縄では作れません。大きいものだと直径25cm・長さ7mを越えるので、ボルトがそれ自体の重さで微妙に変形してしまう。なので重力による影響を予め計算して溝を切る必要があります。また、耐久性が求められるため、材料には極めて硬い鋼鉄を使用します。その硬い鉄棒を誤差2μm(0.002mm)以下という高い精度で削る必要もあります。大量生産にも対応できなければいけませんし、難しい問題はいろいろとありますが、長年培ってきた技術で対応しています。」 86年続いてきた会社。あと14年経てば100年になるので、まずはそこが目標と語る細谷社長。企業が持続可能であることにはこだわっている。次のメッセージは全ての経営者にも聞いて欲しい。 「ものづくりで先行しても、かならず競合他社が後ろから追い上げてきて、コストを下げて対抗してくる。そこで対抗してコストを下げても、自滅に繋がってしまいます。コストではなく、『ここに任せれば大丈夫だ。メリットがある』と思われる所で勝負しないと。やはり、取引先との信頼が大事です。何十年も一緒に仕事をしてきた取引先こそが、最大の資産。うちが大手との取引が多い理由は、やっぱり信用なんですよ。信用を築くには、要望に応える、クレームを出さない、万が一間違いがあった場合はお客様の元に飛んで行っていつまでに再納品するか提案し、お客様の迷惑を最小限に食い止める努力をする。最初は『何だこいつ』と思われても、一生懸命やって失敗を取り返そうとしていれば、必ず相手に伝わります。」

furuyama-05.jpg 細谷 和也 社長
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国内外を問わない利用実績の数々

古山鉄工所の製品の導入実績は枚挙に暇がない。 例をいくつか挙げると、 ・大型橋梁    瀬戸大橋、レインボーブリッジ、横浜ベイブリッジ、    来島海峡大橋、北海道室蘭の白鳥大橋    などの大型ボルト。  ・高架    ゆりかもめ、千葉モノレール、沖縄モノレール、    首都高速道路などの大型ボルト。  ・鉄塔建築    東京タワーにリベット(鋲)を導入。    スカイツリーにもボルトを納入している。  ・重要建造物    皇居の一部、首相官邸などにボルトを導入。 といった具合だ。 海外への導入事例について細谷社長にお伺いすると、 「アメリカのニューカルキネス橋、トルコのゴールデンホーン橋、カザフスタンの長大橋、フィリピンの高速道路、台湾の台北快速道路にうちの大型ボルトが利用されいてます。こんな小さな町工場で作ってるのに、凄いでしょ?」 と豪快に笑われた。

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社会貢献のためにも会社を存続させなければならない

74歳になる細谷社長は大変個性的で魅力的だ。 お見受けするところ若々しく、健康診断はオールAだという。 学生時代には、ヨット部に打ち込み、その後はあの日大ゴルフ部がまだ同好会だった時代に所属されていた。 健康の秘訣をお伺いすると、社内の目立つところに掲げられた四つの社訓を真っ先に指差された。 一、暴飲暴食をしない 一、夜更かししない 一、無駄遣いしない 一、健康第一 「社員の身体が一番大切なので、体調が悪ければすぐに帰らせ、残業は無駄にやらせない。これが僕のモットーです。よく休んで、それで仕事は元気よくやる。一日24時間のうち、8時間働き、8時間遊び、8時間休むという循環が重要だと思っています。そうじゃなきゃ何十年と元気に仕事できないですよ。」 業績や仕事の心構えといった問題より、まずは睡眠や食といった生活に関することを社訓に据える。人間の基本がそこにあるからだという。 「会社は社会に貢献していくべきものであって、社会の中に、社員、その家族、取引先、協力会社があるわけだから、存続させなくてはいけない。それにはトップに立つ者がしっかりしなくてはいけない、と常々思います。そういう人間を作るためにはあれ(社訓)が大事なんだよ。」と笑う。 また、古山鉄工所では社会貢献の一環で、学校からの見学を積極的に受け入れている。 「地元の小学校からは毎年社会科見学に来てもらっています。地元以外でも、多くの小学校から見学に来て頂いていて、遠くは秋田県という例もあります。中学生が見学に来ることもありますが、中学生はよく勉強して来ますよ。質問のレベルの高さに驚かされることもしばしばです。見学に来た子供たちが感動して、その体験を通じて何でもいいから世の中のためになることをしたい、と思ってくれればそれが社会貢献。本当にうれしいことです。」

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先輩メッセージ
一人で機械を扱えるようになるのに10年かかった。この仕事にホレてます。

木原 大樹さん
1998年入社
入社13年目
真剣な眼差しで工場の機械を操っていた木原さんは30歳の技術者。お忙しい中お時間を頂き、仕事の内容や働き甲斐についてお伺いした。 --入社のきっかけはどのようなものだったのですか? 「小さい頃からものづくりに興味があり、工業高校に行きました。高校の授業で実際にやってみて、やっぱり面白いなあと感じ、就職先も町工場を探しました。最初に古山鉄工所に見学に来て、社長に惚れ込んだんです。それで入社を決めてしまいました。」 --入社前に、働くことに対する不安などは感じませんでしたか? 「特に無かったです。やってやるぞ!という思いの方が強かったですね。入社後も社長がいろいろとチャレンジさせてくれるので、あまり不安や不満を感じたことは無いです。」 --現在担当されている仕事の内容を教えてください。 「橋げたの土台になるボルトをつくっています。鋼鉄の加工ですので温度や湿度が影響することはありません。暑くても寒くても仕事は出来ますが、直径10cm以上の鋼鉄の棒を決められた長さ・太さに均一に加工するには技術が必要です。特に重さのバランスが重要で、偏りが出ないように、均一に仕上がるように品質にはこだわって仕事をしています。」 --後輩にはどのように接してらっしゃいますか? 「時には優しく、時には厳しく、その人の様子を見て、ですね。昔自分が教えてもらってた頃は、先輩たちは本当に厳しかったものです。ですが今は時代が変わってますので、そのままの厳しさで後輩には接していません。みんな辞めちゃいます。ちゃんと教えることを教えて、成果によって褒めたり厳しくしたりという姿勢で臨んでいます。」 --既に一人前の技術者である木原さん。いつ頃から一人で作業されるようになりましたか? 「10年目くらいからです。なので、一人で機械を扱えるようになって3年位です。結構かかりますよ。それまで我慢できずに辞めてしまう人も多いですね。やり抜く秘訣は、仕事にホレること!やっててつまらない仕事は続きません。やっぱりものづくりって、好きにならないと駄目です。やりがいもそこから生まれてきます。」 --ありがとうございました。最後に、ものづくりを志す後輩たちへのメッセージをお願いします。 「自分から積極的に動いて、まずは恐れずにやってみること。それから、仕事を好きになってあきらめないことです。」

furuyama-21.jpg 木原 大樹さん
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