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株式会社 上島熱処理工業所

株式会社 上島熱処理工業所 「現代の名工」と言われる大先輩の存在が情熱に火をつけた!<br>まずは資格取得から。“一人前”になれるよう日々前進していきたい

株式会社 上島熱処理工業所

「現代の名工」と言われる大先輩の存在が情熱に火をつけた!
まずは資格取得から。“一人前”になれるよう日々前進していきたい

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輝く技術 光る企業

株式会社 上島熱処理工業所

「現代の名工」と言われる大先輩の存在が情熱に火をつけた! まずは資格取得から。“一人前”になれるよう日々前進していきたい

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  • 社名:株式会社 上島熱処理工業所
  • 設立年月:昭和31年5月
  • 資本金:1,000万円
  • 従業員数:44名
  • 代表者:代表取締役 上島秀美
  • 本社所在地:東京都大田区仲池上2-23-13 〒146-0081
  • 公式HP:http://www.kamijima.co.jp/
  • 金属熱処理という分野において高度な技術と技能を誇る、株式会社 上島熱処理工業所。厚生労働大臣賞を受賞した3名の「現代の名工」を擁し、2名が東京都マイスターとして認定されているスペシャリスト集団です。その中でも成長著しい若手社員、吉田宏二さんをご紹介します。
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業種

金属熱処理加工業

事業紹介

金属熱処理受託加工、金属表面改質加工、金属摩擦圧接加工

入社したきっかけ、選んだ理由は?
何か一つ光るモノを持っているところで働きたい

私は就職活動を他の人よりも遅れてスタートしまして、一般的な就職サイトの利用ではなく、他の人とは違うルートで企業探しをしていました。大学を選ぶ際もそうだったのですが、何か一つ光るモノを持ったところで働きたいと考えていました。また、ちょうどその頃「下町ロケット」という小説を読んでいたこともあり、人に自慢できる何かをやりたいという願望もありました。大企業に入社するのだということでなく、自分に何ができるようになったのかというところで人に自慢してみたいと考えていたのです。

kamijima_ph01.jpg 吉田 宏二さん
製造部 2011年11月入社

インターンシップで見た「現代の名工」の技術を自分も身につけたい

当社のことはインターネットで調べて見つけました。世界に誇る技術を持つ日本の中小企業を紹介している本に掲載されていることや、「現代の名工」「難しい熱処理は技術の上島へ」などのワードに興味をもち応募しました。 応募後、2週間のインターンシップを受けました。その中で、ソルトバス(塩浴)による熱処理などの仕事を経験させてもらったのですが、難しい作業を魔法のようにスルスルっとやってのけてしまう「現代の名工」やベテランの先輩方の仕事ぶりに惹かれ、「この会社に入社したい!」と思うようになりましたね。この人たちと一緒に仕事ができれば自分もきっと自慢できるような技術を身に付けられるのではないかと思ったことが就職を決めた理由です。

担当している業務内容は?
入社後半年間は「焼入れ」に携わりました 。

当社では高速度工具鋼製の工具や金型などへの高度な熱処理をメインに行っています。熱処理とは、金属に熱を加えてその性質を変化させることです。 入社から半年ほどはソルトバス(塩浴)の「焼入れ」工程を担当しました。「焼入れ」とは、金属を熱し、急速に冷却することにより組織を変化させ、より硬く強くさせることで、この工程は当社の根幹ともいえるものです。入社後半年間で「金属熱処理とはなんぞや」という基礎の基礎を学びました。 現在は、真空熱処理・軟窒化処理・ホモ処理の担当としてほぼ全ての工程に携わっています。真空熱処理とは炉の容器の中を真空状態にし、その中に品物を入れて加熱・冷却する方法です。ソルトバスによる熱処理と比較して仕上がりの状態がよく、最終製品に近い部品などの品物は表面変化の少ない真空熱処理での焼入れが適しています。 軟窒化処理・ホモ処理とは、品物の表面をさらに硬くしたり、耐疲労性や耐摩耗性を向上させたりするのに用いる処理方法です。 これまでは焼入れを主にやってきましたが、焼戻しや硬さ検査、出荷など全工程に携わるので、1つ2つ先を読むことから3つ4つとさらに先を読み、出荷日から納期を逆算して作業することが必要となります。入社した頃はソルトバス焼入れの冷却の作業で精一杯でしたが、最近では先を考えた行動ができるようになってきました。もちろん先輩方にはまだまだ敵いませんが(笑)。段取り以外にも、鋼の種類や焼入れ・焼戻しの温度と硬さの関係など、今も勉強の毎日です。

kamijima_ph2.jpg 焼入れのため金属が1200℃の炉から引き上げられる。焼入作業には熟練の経験と技が必要。

貴社の魅力について教えてください
仕事場とお客様との距離感が近い

お客様の中には直接依頼の品物を持ち込まれる方がいらっしゃいます。最初は近所の方が立ち寄ったのかなと思っていたのですが、先輩に聞くと「お客様だよ」と言われてしまいました(笑)。 受入から回ってきた品物ですとそれが何に使われるモノなのかはわかりませんが、お客様と直接お会いしてお話することができれば何の目的に使うのか知ることができます。用途によっては熱処理の仕方も変わってくることがあるので、私たちにとって貴重な情報となります。工場長にも「当社はお客様から情報やアドバイスをもらいながら技術力を身に付けてきたのだ」ということを教わりました。

kamijima_ph03.jpg 長い歴史を感じさせる工場内。
使い込まれた工具や機材を扱う技術者の動きには無駄がない。

仕事も勉強もしっかりフォローしてくれる先輩方の存在

当社では、親方と子方といったマンツーマンで作業を行うのですが、技能の伝承にすごく力を入れています。「感覚を掴みなさい」と積極的に経験を積ませてくれますし、「何かあったらちゃんとフォローするから」としっかりと支えてくれます。 あるときお客様から依頼された品物をソルトバスの中に落としてしまうという失敗をしてしまったことがあります。怒られるのを覚悟したのですが、頭ごなしに叱るのではなく、「失敗はしてしまうものだから、次に同じ失敗をしないで済むにはどうしたらよいか考えなさい。」という言葉をかけてくれました。失敗したことに対して向き合って考える時間をもらえたというのは嬉しかったですね。 また、当社では技能資格の取得にも積極的に取組んでいます。わからないところや理解が進まないところなどについて先輩に質問をすることもあるのですが、お昼休み中でも親身になって教えてくれます。そんな先輩方に報いるためにも、まずは資格をしっかりと取得して“一人前”になれるよう前進していきたいですね。

読者である学生さんに向けてアドバイスをお願いします
人が呆れるくらいのことや無理だと思うことにチャレンジしてみてください

大変なこと、厳しいことに積極的にチャレンジしてみてください。それを突破したときには達成感と、きっとそれまでよりもタフな精神が得られると思います。 また、苦しいときは逃れようとするのではなく、その状況を受け入れ、冷静に・客観的に自分を見つめ直してそれを楽しめるような姿勢を身に付けられるよう意識してみてください。「自分以外にもっと大変なことに直面して乗り越えている人はたくさんいるのだから、自分の苦しみなんて大したことないじゃないか。」と気持ちが楽になれますよ。

上司からのひとこと
ものづくりの奥深さをさらに追求し、成長してほしい

吉田君は、素直で何事にも熱心に取り組む性格なので、指導する方も気が抜けません。中小企業なので状況に応じて色々な仕事に対応しなければいけませんが、何事にも熱心に器用にこなしてくれています。これからは難しいことも頼まれるようになるので辛いこともあるでしょうが、それを乗り越えたときの喜びを実感しながらさらに成長していって欲しいです。 小さい会社ですが、勉強することに意欲を持っている人に対しては、惜しみなく環境を提供してくれるので、若いうちにどんどん色々なことを吸収して欲しいです。 これまで我々の先輩が築いてきた上島熱処理の優れた技術・技能を、吉田君をはじめとした若手達と一緒にこれからも力を合わせて、世界一の熱処理工場を目指したいですね。

kamijima_ph04.jpg 伊川 幸夫さん
現代の名工
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