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南デザイン 株式会社

南デザイン 株式会社 設計、加工、仕上げ、何でもこなす試作品のプロ集団<br>どんな仕様にも対応する試作品製作でものづくりの楽しさを実感して欲しい

南デザイン 株式会社

設計、加工、仕上げ、何でもこなす試作品のプロ集団
どんな仕様にも対応する試作品製作でものづくりの楽しさを実感して欲しい

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輝く技術 光る企業

南デザイン 株式会社

設計、加工、仕上げ、何でもこなす試作品のプロ集団 どんな仕様にも対応する試作品製作でものづくりの楽しさを実感して欲しい

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  • 社名:南デザイン 株式会社
  • 設立年月:1971年(昭和46年)10月
  • 資本金:40,000,000円
  • 従業員数:160名(平成22年10月現在)
  • 代表者:南島 章
  • 本社所在地:東京都青梅市末広町一丁目7番10号
  • その他所在地:御殿場工場  静岡県御殿場市神場二丁目32番地 
    MINAMIDESIGN VIETNAM(現地法人) Hanoi VietNam
  • 公式HP:http://www.minamidesign.co.jp
  • 普段、あまり気にしないことであるが、我々の身のまわりにある製品はどんなものでも全て試作の段階を経て商品化されている。南デザインはそういった、製品が商品化される前の段階の試作品製作を専門としている企業である。今までに世に出ていないものをつくるという、非常に困難な作業であるが、楽しみながらものづくりをして欲しいという教育方針のもとで、設計から加工までの流れを基本的には担当者が一人で行っている。技術の習得は大変だが、班による作業体制と明るい社風により若い技術者が数多く育っている。
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業種

試作品(ワーキング、デザインモック)製造
切削加工
真空注型
金型製作
射出成形
塗装
シルク印刷

事業紹介

デザインモデル製作 ワーキングモデル製作
真空注型、簡易金型作成、射出成形、塗装、シルク印刷

いち早く3DCADを取り入れたことが急成長につながった

1971年に創業した南デザイン。創業当初は木型の技術を活かした樹脂加工を行う小さな会社だったという。その後、NCマシンを導入、現在は樹脂をメインとし、デザインから試作品製作、金型、射出成形までトータルでこなす。従業員数も現在では160名。大規模な試作品製作の工場となった。 企業として大きく成長してきた理由は、「お客様の要望に応えていった結果」だと、松尾副社長は語る。平成7年、いち早く設計の3D化に取り組み、3DCADを導入。世の中は不景気な時期であったが、景気の落ち込みが逆にメーカーの新製品開発のサイクルを早め、試作品の需要が急増、会社はどんどん成長していったという。 本社である青梅の工場は、綺麗に清掃されていて明るく、近代的な設備が充実しており、試作品製作の全工程を行う事が可能であるというその規模の大きさに圧倒される。 現在では本社工場以外にも御殿場工場、ベトナムにデータセンターを構えている。

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こだわりの品質と何でも出来る対応力が他にはない強み

南デザインで制作されている試作品は、製品の外観部分であるデザインモデルと、製品内部の機械部分や金型などの機構部分であるワーキングモデルの二種類に分類される。完成した試作品は一見すると試作品だとはわからないほど実際の製品と遜色ない仕上がりで見るものを驚かせる。品質には絶対の自信を持っており、品質管理は営業部と同規模の人員を割り当て、三次元測定器などの高額な設備を導入している。 そしてもうひとつの強みは対応力。「出来ないというな、何でもやれ」というのが創業当時からの方針だったといい、切削加工、真空注型、金型製作、射出成形、塗装、シルク印刷と全ての工程を自社で行うことが可能である。場合によってはミシンを使って製品のケースを作ることすらあるという。チャレンジ精神を持ってやってきたことで、信頼を得ることができてきたのである。 試作品の製作は、製造の現場からすると、難しい技術を必要とする作業するや、お客様からの細かい仕様変更も多く非常に大変だというが、お客様がプレゼンテーションする場に無ければ必要のない試作品にとって納期は命。製品を仕上げるスピード感も重視している。スピーディーな製作を可能にしているのは作業者が設計から加工まで一貫して行うという、昔からの方針。一つの製品に作業者が複数いるわけではないので、お客様とのコミュニケーションが取りやすく、急な変更にも柔軟に対応できるのである。

minamidesign-66.jpg 完成した試作品
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「地球環境に配慮した試作」という考えが生んだ試作用樹脂

南デザインは試作業としての環境対策にも積極的に取り組んでいる。 大きな樹脂の塊を切削して整形していく試作品の製作工程では、使用される樹脂のほとんどの部分がゴミとなり廃棄されることになってしまう。 そこで南デザインが樹脂メーカーと共同開発した試作品用の樹脂が「生分解性樹脂切削用ブロック」である。トウモロコシやサトウキビなどを原料としたもので、通常の素材の樹脂と同じように切削、溶着が可能、食品廃棄と同処理可能というものである。完全に土に還り、焼却しても有害なガスが発生しない、環境にやさしい切削加工用の樹脂として今後幅広い使用が期待される素材である。

minamidesign-00.jpg 生分解性樹脂切削用ブロック

入社して10年ですが、製品が出来た時は未だに嬉しい

筧 秀樹さん 製造部 主任 入社10年目 筧さんは班長として後輩の育成も行うという技術者。当然ながらものづくりにおいてはエキスパートであるが、言葉も通じなかったベトナムからの研修生をたった一年間で一人前の技術者に育てたこともあるという、人づくりのエキスパートでもある。 そんな筧さんにお仕事の内容などを伺った。 --入社のきっかけ、会社を選んだ理由は何だったのでしょうか? 「転職の際に社内を見学させてもらったときに、本物そっくりの試作品を見て衝撃を受けて、自分でも作ってみたいと思って入社を決意しました。」 --担当している業務内容を教えてください。 「主にデザインモデルの設計から加工までを行っています。仕事は班単位で行っていまして、リーダーとして班員のスケジュール管理や教育なども行ないます。成長過程の後輩には、やる気次第でどんどんレベルの高い仕事に挑戦させてあげています。作業は難しくて大変だと思いますけど、完成した時の達成感を味わって欲しいですね。やりがいのある仕事環境にしたいので、出来るだけ上司と部下の壁を無くすようにしたいと考えています。」 --今までで大変だったことはありますか 「試作品なので初めての事が多く、大変な事だらけです。特に印象に残っているのは、入社3年目頃に担当した仕事で、折りたたみ式の携帯電話のヒンジ部分(蝶番部分)がすごく細くて何度やっても上手くいかなくて悔しい思いをしたことがありました。」 --会社はどういった雰囲気ですか? 「自由な雰囲気の会社です。自由なだけに自分の役割を理解していかないといけませんね。仕事をする上でも、セミナーに行かせてもらったり、展示会に出させてもらったり、やりたいことをやらせてもらえる環境です。」 --最後に、後輩へのメッセージをお願いします。 「一番やりがいを感じるのはお客様からいただいたデータが設計、加工、塗装と段階を経て実際にかたちになった時です。未だに嬉しいですね。自分が携わった製品が世に出まわるというのは、まさにものづくりの醍醐味です。まかせてもらえる仕事の幅が大きいのも中小企業の魅力ですよ。」

minamidesign-59.jpg 筧 秀樹さん
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一人の仕事を任されて初めてスタートだと感じました

小山 貴広さん 入社3年目 小山さんは筧さんと同じ班に所属する技術者。ものづくりが好きで、大学では工業デザインを学んでいたという。現在入社3年目、リーダーである筧さんのもとで、ようやく一人で仕事がこなせる実感が出てきたという小山さんに仕事の魅力などをお話していただいた。 --入社に際して不安はありましたか? 「実際に自分がCADやCAMを扱えるのかなという不安はありましたが、教えてもらいながら実践で徐々に覚えて使えるようになりました。会社の先輩方は優しくて厳しさを感じたことは全くありません。不安を感じるとすぐに察してくれて解決してくれるので頼りになります。」 --会社の雰囲気はどうでしょうか? 「仕事がしやすい、楽しい会社です。メリハリがあって、集中して仕事する時と、休み時間などリラックスする時がハッキリしています。先輩方もみんなフランクに接してくれて上下関係も厳しくないですね。」 --担当している業務内容を教えてください。 「主にデザインモデル製作です。デザイナーさんからいただいた図面のデータを加工用のデータに変換し、加工を行い、お客様の望むかたちにするという流れです。デザイナーさんから世に出ていない製品の仕事が来るとすごくワクワクします!」 --仕事が身についたと実感したのはいつですか? 「入社2年目の時、初めてモックアップを自分ひとりで担当する機会がありました。時間が掛かってしまって徹夜で作業もしたのですが、出来上がった時はこれでようやくスタートだなと感じました。」 --最後に、後輩へのメッセージをお願いします。「やはり完成した製品を見るとすごくやりがいを感じますので、自分の手で何かを作り上げる楽しさというのを是非実感していただきたいですね。」

minamidesign-65.jpg 小山 貴広さん
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経営者からのメッセージ
社員は家族のようなもの。良い人間を育ててあげられる環境を用意したい。

取締役副社長 松尾 徳人さん 松尾副社長は入社18年目。入社時の社員数は十数名だったという。まさに会社の成長を見守ってきた松尾副社長に社内の人材育成や組織づくりについてのお話を伺った。 --作業者が設計から加工まで一貫して行うのはなぜでしょうか?「ものを作るのですから楽しくやろうという考えが根底にあります。分業して出来る事の範囲が狭くなるよりいろんな作業ができるほうが楽しいですからね。ただし企業としては、作業者が抜けてしまう事や、生産性の問題などのリスクもあります。経営者としては悩む事は多いのですが、リスク以上にものづくりの楽しさを重要視しています。」 --難しい作業が多いと思いますが、人材育成はどうされていますか?「新人が仕事を覚えやすいように、テキストを用意し、プログラムを組んで指導しています。入社してから半年くらいで成果物が出来るまでの成長を想定していて、その後は実践で身につけてもらう感じですね。3年くらい経つと作業が一巡して一人で仕事を任せられるようになります。現場では常にルールが変わり、つくるものも変わってきていますので、勉強会を行うなどコミュニケーションを頻繁に取って作業者同士で技術を共有しています。」 --採用についてお聞かせください。どういった人材を求めていますか?「基本的には若い人を新卒で採用していきたいと考えています。会社をひとつの家族と考えると、新しく入る人は兄弟のようなものですから、技術力よりも人間性を重視します。誠実、正直な人がいいですね。自分さえよければいいという人は駄目です。お客様に良いものを提供することで自分を成長させたいという人に入っていただきたいですね。そういう人でしたらそれなりのステージは用意しますよ。」 --社内はどういう雰囲気にしようと考えていますか?「当社には、お客様の事を考えるのはもちろんですが、従業員を大事にするという理念があります。社員が楽しく働けて、成長を楽しめる環境を作っていきたいと考えています。現場は若い社員が多くて活気がありますよ。昼休みにみんなでサッカーをする事もありますし、皆コミュニケーションを取ってやっていますよ。年配の社員の人達も若い社員と接しているせいか活気がありますね。」 --最後に、これからものづくりを志す若者へのメッセージをお願いします。「製造業を起業する若者がほとんどいない状況などを見ていると、若者が製造業に魅力を感じていないのだろうかと、危機感を感じています。そういった現状を踏まえて、ただものをつくるだけでなく、夢を持てるような企業にしていきたいですね。また、企業は教育現場でもあると思いますので、人づくりの組織として良い人間を育てていきたいと思っています。人が変革して急成長するポイントは各々違うと思いますので、それを気づかせてあげて高めてあげたいと考えています。」 "

minamidesign-52.jpg 取締役副社長 松尾 徳人さん
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