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株式会社 信栄テクノ

株式会社 信栄テクノ 切削による微細加工で品位を持った製品を<br>独自のノウハウによって微細加工機の能力を最大に引き出す事が技術力

株式会社 信栄テクノ

切削による微細加工で品位を持った製品を
独自のノウハウによって微細加工機の能力を最大に引き出す事が技術力

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輝く技術 光る企業

株式会社 信栄テクノ

切削による微細加工で品位を持った製品を 独自のノウハウによって微細加工機の能力を最大に引き出す事が技術力

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  • 社名:株式会社 信栄テクノ
  • 設立年月:1953年(昭和28年)11月
  • 資本金:10,000,000円
  • 従業員数:15名
  • 代表者:代表取締役 高橋 健太
  • 本社所在地:東京都大田区東六郷一丁目13番地10号
  • 公式HP:http://www.shinei-tecno.co.jp
  • 金属や木材、樹脂など、産業の現場において最も一般的な加工手段である切削加工。株式会社 信栄テクノは切削加工による微細加工に特化した企業である。肉眼では見ることも難しいミクロン単位の穴を金属だけでなく樹脂やガラスなどにも空けることが可能な、高度な技術力には驚かされる。そういった技術は単に専用の機械装置があれば誰にでもできるというものではなく、蓄積された企業独自のノウハウのたまものである。
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業種

「切削」による微細加工受託

事業紹介

切削による極小径孔明加工、極細溝加工

研究開発・試作加工

吸着、吐出ノズル製作

微細加工機導入後、一年間は試行錯誤の連続だった

株式会社 信栄テクノは1953年に創業。当時から細かい部品の切削加工をメインに取り扱ってきたというが、一般に微細加工と呼ばれる、ミクロン単位の切削加工を手がけるようになったのは2000年からだという。 「たくさんある同業者の中でも特徴を出して他社との差別化していかなければ生き残っていけないだろうなと感じたことですね。昔からノズルなどの細かい部品の製造が得意だったので、より精度が高く細かい物を手がけてみようと思ったんです。」 微細加工を手がけたきっかけについて高橋一康社長はそう語る。2000年に初めての微細加工専用機を導入し、現在は4台を所有。ただし、導入後すぐに機械を扱って受注ができたというわけではなく、一年間はビジネスはせず、機械の能力を引き出すための試行錯誤の連続だったという。 微細加工機は通常の加工機の2倍近い価格と高額で、扱うのも難しいこともあり、導入は勇気のいる決断であったが、使いこなす自信があったし、何よりも企業としての軸足を変えていく必要性を感じていたという。

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他には真似できない独自の技術力と製品の「品位」

信栄テクノで扱う製品は半導体、液晶・プラズマテレビの製造関連、医療機器、バイオ、薬品業界、など最先端技術に深く関わっている。 切削加工による微細加工は時間もコストもかかるが、切削加工でのみ加工できるという部分も多い。素材によって加工方法や難易度も変わってくるが、信栄テクノではそれらに対応する技術力を持っている。アルミニウムにφ3μmの穴を空ける技術や、石英ガラスのような脆性材にφ30μmの穴をあける技術などは最近ようやく実現できるようになったという難しいものである。 さらに高橋社長は信栄テクノの強みを「製品の品位」だと語る。「品位」とは、加工面(外観)、バリ(加工部分にできる出っぱりの事)、内壁といった、細かい部分の美しい仕上がりのことだという。そこにはお客様に満足していただけるものを提供したい、バリのできるだけ無い美しい製品を提供したいという信栄テクノの企業理念が集約されている。 微細加工機はどの企業でも購入できる一般的なものであるが、こういった高度な加工技術は同じ機械や工具を使用しても同じ事が出来るわけではないという。ホルダーや工具、環境など独自のノウハウによって機械の持つ能力を引き出している事で他には真似できない技術を有しているのである。 技術者の持つ独自のノウハウこそがまさに信栄テクノの強みなのである。

shineitechno-32.jpg シャープペンシルの芯のような脆い素材にも加工できる
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先輩メッセージ
定石の無い微細加工では常に柔軟で大胆な発想が必要

阿部 進さん
製造部 課長
製造業に興味があったという阿部さんは28歳で信栄テクノに転職。初めてのものづくりに挑戦したという。今では研究さながらの試行錯誤により、微細加工の可能性を追究していると語る。 --転職した時は不安はありませんでしたか? 「 全く経験がなかったことと、初めてのことをするには年齢が高かったことがやはり不安でしたね。実際にやってみて、しっかり会社がフォローしてくれたので感謝しています。 」 --今、担当されているお仕事についてお聞かせください。 「高速微細加工機を使って、文字通り微細加工を行っています。扱う素材は樹脂、金属、シリコン、ガラスなど、とにかく様々で、そういったものに穴をあけたり溝を彫ったりという加工が多いです。 微細加工は定石があって無いようなもので、常に柔軟で大胆な発想を取り入れながらやってみるという心構えで作業しています。一回の成功だけで次も上手く行くかといったら、そうならないことも多いので大変ですね。」 --高い技術力を必要とするお仕事ですが、どうやって習得されてきたのでしょうか? 「当社では誰もが最初は汎用機と呼ばれる、手作業の工作機をしっかりと体得します。私も3年ぐらいやりました。そこで基本を身につけてから機械加工の方を任されるようになります。基本をしっかりマスターすることで、機械加工の方でもその感覚が役立つことはすごく多いのです。加工の段取り、刃物の準備なども出来るようになってくると仕事が出来てきた実感が湧いてきましたね。」 --会社はどういった雰囲気でしょうか? 「 困ったことや疑問に思ったことはすぐに相談し解決できるような環境になっています。 また、社長も現場で作業していますので、社長の考えがすぐに社員皆に伝わっていると思います。頭を使って効率的な作業をすることを心がけていますし、新しい提案は受け入れてくれる所が当社の魅力ですね。」 --最後に、後輩へのメッセージをお願いします。 「ものづくりの仕事は、最初は基本を身につけるために言われたことをただ繰り返すことが多く、時には退屈だったりするかも知れませんけど、それを乗り越えて自分の意志で製品をつくり出せるようになった時が一番の醍醐味を味わえる時です。若い方々は意欲、気力が一番の強みですから、積極的にチャレンジしていただきたいですね!」

shineitechno-22.jpg 阿部 進さん
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先輩メッセージ
自分にしかできない技術を生み出していきたい

菊池 洋平さん
製造部
菊池さんは入社一年目の新人。最先端の技術を持つ信栄テクノに興味を持ち、自らのスキルアップも考えて転職されたという。現在は手作業による加工をメインに行っているが、ゆくゆくは信栄テクノの誇る微細加工技術を担うことになる未来の職人である。 --現在担当しているお仕事はどんなことですか? 「教わりながら基本的な加工作業を習得しています。具体的にはノズル類やネジなどの加工を手作業による汎用機械で行っています。ここまで細かい作業は初めてでしたので、最初はとまどいはありましたが、教えてもらいながら覚えています。手作業による加工は感覚的な部分も多く、とても難しいですけど、加工しているという実感がすごく感じられます。細かい製品が多いので、当然図面も細かく、見落としがないように気をつけています。」 --やりがいを感じるのはどういうところですか? 「最初から最後まで作業を担当させてもらえるので、製品を納品したときの達成感はやはり大きいですね。」 --会社はどういった雰囲気でしょうか? 「先輩は誰もが、困っていると作業を中断してでも教えてくれますし、丁寧に面倒を見ていただいています。初心者が仕事しやすい職場だと思いますね。また、規模が大きい会社ではないので社長を初めとして皆の距離が近く、社長から直接作業を教えてもらえるとやる気が出ますね!」 --技術者としての目標はありますか? 「 今まだ技術と経験不足ですが、今後は機械による微細加工の方もやってみたいという意欲はあります。先輩たちにちょっとでも追いついて追い越していけたらなと思っています。他社には真似出来ない技術、自分にしかできない技術をどんどん生み出していきたいですね。」 --最後に、これからものづくりを志す若者へのメッセージをお願いします。 「ものづくりでは、つくることに対して興味と疑問を持たなければいいものはつくれないと思っています。ただ図面を与えられてつくるのではなくて、興味を持って掘り下げてみることで、もっと良いものがつくれるのではないでしょうか。そのためには自分のペースで学び、先輩の言う事を吸収し、疑問や興味は何でもぶつけて、自分のやり方を見出していければ、どんどん楽しくなっていくだろうし、未来があると思います。」

shineitechno-24.jpg 菊池 洋平さん
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経営者からのメッセージ
ものづくりをしたいという意欲のある人にはチャレンジしてもらいたい

高橋 一康さん
株式会社 信栄テクノ
代表取締役
高橋社長は40年以上前に信栄テクノに入社し、社長に就任してから21年。そんな会社を見守り続けてきた高橋社長から信栄テクノとして求める人材像や新人の育成方法について伺った。 --採用についてはどうされていますか? 「今は中途採用がほとんどです。いろいろな世代の社員がいるので、世代交代を上手く行えるように考えて募集を行っています。当社は、技術力を身につけて自分が成長していける事をやりがいに思える人に向いている職場だと思います。また、会社の方針として、従業員は20人以上に増やさず、少数精鋭の組織で続けていきたいと考えています。」 --新人の人材育成はどうされていますか? 「大きい会社のような研修制度は行えないのですが、一ヶ月程度の基本的な研修プログラムを行っています。その後はまず汎用機の実践に入ってもらいます。基礎となる手作業の汎用機を扱えなければ微細加工は行えない、というのが私の根底にある考えですので、2〜3年は手作業の汎用機を扱って習得してもらいたいのです。汎用機での刃物や工具の知識やセッティングを身につけなければ、微細加工機を扱うことは出来ませんから。微細加工では、加工するものにもよりますが、難度の高いものの加工ができるようになるのには最低4〜5年はかかりますね。」 --会社としてどういう人材を求めていますか? 「やはりものづくりが好きな人ですね。そして好奇心が強くて新しいことにチャレンジしていく姿勢のある人。諦めない人です。今の当社の若い社員たちは皆、ものづくりが好きで、自分から進んでものづくりをしたいという意欲のある人たちだと思っています。」 --最後に、これからものづくりを志す若者へのメッセージをお願いします。 「自分達の作ったものがお客様に評価された時の喜びはとても大きいですし、当社のような中小企業での仕事は個人の裁量が大きい所も魅力ですよ。専門知識が無くても、ものづくりが好きでやりたいという意気込みのある人には是非チャレンジしてもらいたいですね。学校とは違う教育は会社の中でいくらでもしますので。」

shineitechno-18.jpg 高橋 一康さん
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