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TACO 株式会社

TACO 株式会社 自動車・家電関連の組立・搬送ラインに欠かせない空気圧機器を開発・製造<br>工場での利用が主だった気体・液体の制御技術。視野を広げて医療・食品・理美容で使われる機器メーカーを目指す

TACO 株式会社

自動車・家電関連の組立・搬送ラインに欠かせない空気圧機器を開発・製造
工場での利用が主だった気体・液体の制御技術。視野を広げて医療・食品・理美容で使われる機器メーカーを目指す

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輝く技術 光る企業

TACO 株式会社

自動車・家電関連の組立・搬送ラインに欠かせない空気圧機器を開発・製造 工場での利用が主だった気体・液体の制御技術。視野を広げて医療・食品・理美容で使われる機器メーカーを目指す

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  • 社名:TACO 株式会社
  • 設立年月:1955年4月
  • 資本金:1億円
  • 従業員数:130名
  • 代表者:代表取締役社長 小川時明
  • 社員平均年齢:男子:40歳、女子:36歳 (4月1日現在)
  • 初任給:当社規定による。
  • 主な勤務地:埼玉県行田市(埼玉工場)、東京都板橋区(本社)ほか。
  • 休日:年間120日(土・日を基本とする週休2日、5月ゴールデンウィーク、夏季休暇、年末年始、有給休暇)。
  • 本社所在地:東京都板橋区高島平9-27-9
  • 電話番号:03-3936-2311
  • 公式HP:http://www.taco-ltd.com/jpn/
  • ・工場の組立・搬送ラインを動かす空気圧機器や、潤滑装置を開発・製造
  • ・土台となる流体制御技術を活かして医療・食品・理美容などへの応用を模索
  • ・「この仕事がやりたい」という社員の意欲を尊重。一番やりたい仕事を任せる
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業種

空気圧機器、空気圧技術を利用した各種機器・装置(医療機器、食品加工機器、美容健康機器等、ありとあらゆる分野)・装置(潤滑装置、検出器他)の製造と販売

事業紹介

TACOは、空気圧機器の専門メーカとして、昭和30年の操業以来一貫して高性能で使いやすい製品をお届けし、お客さまのニーズにお応えしてきました。
また、これまでの経験と蓄積した技術・ノウハウを生かし、幅広い産業分野のお役に立つことを願い、次のことを推進しています。


  • メーカとして大切な設計、開発から製造、据付及び付帯サービスまでの品質を保証する国際品質規格ISO-9001の認証取得により、常に性能の良い、使いやすい、空気圧システムをお届けします。 また、自然と環境保護のために国際環境規格ISO-14001の認証を取得するなど、社会との調和と安全を大切にします。

  • お客様のご要望を総合的にとらえ、空気圧によるトータル・複合システムをご提案します。

  • 機械や装置の性能向上や省力化による大幅なコストダウンに大きく貢献します。

  • 自動化・省力化機器の性能および信頼性の向上を実現する各種空気圧機器の開発と製品化を推進します。

  • より広い産業分野のニーズの応える空気圧を利用した周辺機器の開発に挑戦します。


何を作ってる?

電車のドアが開閉する時、「プシュー」と空気の流れる音が聞こえないだろうか。電車のドアや遊園地のアトラクションなどは、空気の圧力によって作動している。そのために必要な空気圧の制御機器を開発・製造しているのがTACOだ。 空気圧機器が主に使われているのは工場で量産品を組立・搬送するライン。ライン上の物を次の工程に送ったり、作業に適した位置に移動させたりするのに使われている。TACO製品の納品先は、日本を代表する自動車や家電の関連メーカー。エアシリンダ、電磁弁、バルブ、レギュレータ、エアフィルタ、アクチュエータなど、空気圧機器を構成するさまざまな製品をTACOは手掛けている。 もう一つ、事業の柱となっているのは最新の工作機械に不可欠な潤滑装置だ。工作機械は切削用工具などを取り付けた軸を高速回転させて対象物を加工する。その回転がぶれないように、油を圧縮空気で霧状にして回転部に吹き付け、回転を円滑にする。油の霧粒をわずか2ミクロン前後の大きさにそろえる必要があり、日本国内ではTACOにしか作ることができない製品だという。

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04.jpg 油を噴霧する潤滑装置。工作機械に取り付けられている

会社の強み

TACO製品の土台にあるのは流体制御技術。空気などの気体、油などの液体といった流体を制御するノウハウを持っている。 これまでは工場の組立・搬送ラインで使われる空気圧機器が主力だったが、流体制御の知識を活かした潤滑装置を二つ目の柱として成長させてきた。 今後はさらに、流体制御技術を活用して新分野の製品を開発していく方針。工場のライン以外に目を向けると、医療分野だけでも睡眠時無呼吸症候群の治療装置、人工透析用の機器など、流体制御の技術を使えそうな製品をいくつも挙げることができる。 「医療や食品、美容・理容など、気体・液体の制御が必要な機器が使われている分野はたくさんあります。今は新しい市場に合ったものを開発するために、お客様といろいろ折衝しているところなのです」(代表取締役社長 小川時明氏。以下、同)

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職場としての魅力

TACOが社員のために最も意識しているのは、社員それぞれが「こういう仕事をしたい」と意欲を持ち、自分の適性を活かせる職種で働けるようにすることだ。 そのために、新入社員にはまず会社全体の業務の流れを知ってもらい、営業職で働きたいのか、技術職で働きたいのかと考えてもらう。実際、入社前は技術職志望だったのに、配属決定時には営業職希望に変わった社員もいる。 「本人の希望を聞いて、任せる仕事を決めています。『嫌だ、嫌だ』と思っている仕事をやっていても、成長できませんから。自分のやりたい仕事をさせることで意欲も出てきますし、成長もできます。 その社員が今どんな仕事を一番やりたいのか、常に情報を収集しようと心掛けています。当社の若い社員は自分から希望を伝えてくる社員が多いですし、上司や同僚から『あいつがこんな仕事をやりたがっていた』という情報が入ってくることもあります。すぐに叶えられないこともありますが、できるだけ希望は叶えてあげたいですね」

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社長メッセージ
流体制御技術はさまざまな場面で活かせるはず

代表取締役社長
小川 時明さん
――流体制御技術を、医療や食品、理美容などの機器に活かしていこうと考えるようになったのはなぜでしょうか。 日本の製造業が海外に移り、空洞化が進むのではないかと議論されています。仮にそうなったとしても、主に工場で使われている空気圧機器は売れなくなるのでしょうか。そんなことはないと私は考えています。 空気圧は気体です。広い意味では液体も含めて“流体”を制御することになります。気体や液体は生活に近いところでも使われています。ガスを使っている家庭も多いですし、流体制御技術は日常生活のさまざまなところでもっと活かせるはずです。 ただ、工場向けの製品を作るのと、家庭向け製品を作るのとでは、勝手が違うと感じています。どちらも品質は大切ですが、家庭向けのものなら、品質に加えて使用する素材、使いやすさ、デザインといったことも考えないといけません。性能・品質には自信を持っていますから、今後はわれわれがこれまで意識していなかったところを勉強し、家庭でも使われる製品を世に送り出していきたいですね。 ある特定の分野だけを追求する人は、当社では通用しなくなっていくと感じています。というのも、私どものような中小企業ではたくさん人を雇うことが難しいわけですから、1人の社員が担当する業務範囲も自然と広くなっていきます。 基本的に、やりたい仕事を任せていく方針ですが、やりたい仕事の中でもごく狭い範囲の仕事だけに取り組まれては困ります。自分が得意でない業務にも逃げずに立ち向かっていかないと、成長が止まってしまいます。 特に当社は、これから事業領域を広げるために、新しい取り組みが増えていきます。「今までにやったことがない領域だからやらない」ではなくて「やったことがない領域だからこそ、われわれの技術が使える製品を作っていきたい」という思考でないと活躍できないでしょう。 当社はあと数年で創業から60年になります。そういう考え方でないと、60年近くも会社は続けられませんよ。世の中の流れに合う製品を作り出していく順応性のある人に入社してきてほしいですね。

09.jpg 代表取締役社長 小川 時明さん

先輩メッセージ
機械工学専攻だった知識を活かして、医療機器関連の商談をまとめられた

営業本部 海外営業部
新藤さん
――TACOを知ったきっかけは? 大学で機械工学を学んでいまして、卒業論文を書くことになりました。機械部品を加工する時には油を使います。使用する油の量を極力少なくする装置を開発し、その装置を使って加工すると十分な精度が出せるのかという点を卒論のテーマにしたのです。 その時にTACOの機器を使用し、TACOのことを知りました。潤滑装置など、まさに自分の研究テーマと合致する製品もありましたし、「環境に良い製品を作っていこう」という考え方にも共感できました。それで入社しようと思ったのです。 そうですね。大学で専攻していた内容は、機械製造の生産技術が主でした。研究室の同期はほとんど生産技術関連の仕事で働いていますね。 私も確かに、入社前は生産技術職にも興味は持っていました。ただ、自分の性格上、人と話す仕事も嫌いではなかったのです。 入社してからは、簡単な研修を受けて、工場内での仕事を一通り経験しました。それからどの部署に所属するかと考えたのですが、会社から「営業職も向いているかもしれない」と勧められたこともあり、勧めに従って営業職として働いてみようと思いました。 国内営業を2年経験した後、昨年は販売促進課に移り、医療などの新領域に向けた新製品の販売促進活動に取り組みました。そして今年からは海外営業部に移って働いています。 役立っていますね。最初の2年間は製品のことを学ぶので手一杯でしたが、販売促進課で仕事をしていた時、医療系メーカーのお客様と「海外にあるこんな装置を日本でも作ろう」という話が持ち上がりました。文系出身の営業担当者だったら、お客様が求めていることを即座に理解できなかったり、一緒に作る製品の方向性を決めきれなかったりしたかもしれません。その点、私は技術がある程度分かりましたから、ある程度のところまでは1人で話を進めることができました。 最終的にその案件では、部品単品を作って納めるのではなく、一連の部品をまとめてユニット構成にして納品することになりました。今もそのユニットはお客様の医療装置の中で動いています。それは技術のことも分かる私が担当したからこそ、実現できたことではないかと誇らしく感じています。 今年から海外営業部の配属になりました。海外に営業所があるわけではないので、海外に販売網のある代理店の方との付き合いが中心になります。代理店の方と一緒に海外出張をして、お客様に説明する機会も増えてくることでしょう。 営業とはいえ、元々そこまで人付き合いが得意だったわけではありません。代理店の方と良好な関係が築けるか、不安もあります。ですが、せっかくの機会です。海外営業を経験し、成長していくことで、世界でも通用する営業マンになっていきたいですね。 そういうやる気は、会社に入ってから大切になっていくと感じています。今の能力よりも、今後の伸びしろや行動力、やる気がある学生の方が、企業にとっては魅力に映るのではないでしょうか。 能力が足りないところがあったとしても、入社してからがんばれば、追い付けるものです。就職活動では能力の有無をあまり気にせず、やる気を前面に出してアピールするべきなのではないでしょうか。

10.jpg 営業本部 海外営業部 新藤さん

先輩メッセージ
潤滑装置の技術を農業などの他分野の機器に応用できないかと試行錯誤

埼玉工場 技術部 製品開発課
笠原さん
――TACOに入社しようと思うようになったのはなぜでしょうか。 小さいころからモノづくりに興味を持っていました。いろいろとモノづくり企業を見て回りまして、ある時参加した合同企業説明会でTACOと出会いました。 TACOが扱う空気圧機器は、身近なところで使われています。電車のドアが開閉する仕組みも空気圧によるものです。自分の作った製品が身近な人に使っていただける。そんなところに魅力を感じました。 新技術を使って新たな自社製品を作ることもあれば、お客様の要望を受けて既存製品を基にしてオーダーメード品を作る仕事もしています。部署には10人ほどが所属し、新製品開発を5人ほどが担当します。残り半分の社員はオーダーメード品の開発です。私はどちらの仕事も経験してきています。 現在は霧化装置を開発しています。当社には油を霧状にして吹き付ける潤滑装置という主力製品があるのですが、その技術をほかの領域にも応用できないかと模索しているところです。 これまで潤滑装置は、ベアリング(軸受)の滑りを良くする目的で油を噴霧するのに使っていました。その液体を霧状にする技術を農業などの他分野で使えないかと試行錯誤しているのです。 まったく新しい領域に踏み込むことになりますので、誰も何も分からない状態で始まり、手探りで進めています。今までの工作機械で使えていた機構が、新しい領域では使えないこともありますから、本当に新しいものを作っていく難しさを感じています。 しかも当社では、上司から「こうしなさい」「ああしなさい」と指示があって、その指示どおりに仕事を進めるような企業文化ではありません。自分の責任で、自分で判断して行動しています。とてもやりがいを感じるものの、大変な仕事でもあります。 苦労はしますが、自分で部品から設計し、部品を組み立てて製品になり、自分が設計どおりの性能が出てくれた時にはうれしいですね。図面では何度も何度も見ているのですが、実際にできあがった製品を見ると、やはり「おお。これは良い製品になったな」と思えますね。 何とか霧化装置を製品化していきたいですね。特定の用途で製品化できても、またさらに別の用途でも使ってもらえる製品を作れるように、がんばっていきたいです。 仕事というものは、1人でできるものではありません。当然、コミュニケーション能力が必要になります。学生時代から、積極的にいろいろな人に話し掛ける姿勢を身に付けておけば、社会に出てからも上司や先輩に相談しやすくなるでしょうし、仕事も上手く回すことができるようになると思います。 ぜひ学生のうちから、コミュニケーション能力を磨くことを意識してみてください。

11.jpg 埼玉工場 技術部 製品開発課 笠原さん
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