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株式会社 テージーケー

株式会社 テージーケー カーエアコン用制御機器で世界シェア2位<br>技術者100人以上がカーエアコンおよび住宅用給湯器の精密制御機器を設計・開発。生産設備も自社で手掛け、効率的な生産体制を構築

株式会社 テージーケー

カーエアコン用制御機器で世界シェア2位
技術者100人以上がカーエアコンおよび住宅用給湯器の精密制御機器を設計・開発。生産設備も自社で手掛け、効率的な生産体制を構築

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輝く技術 光る企業

株式会社 テージーケー

カーエアコン用制御機器で世界シェア2位 技術者100人以上がカーエアコンおよび住宅用給湯器の精密制御機器を設計・開発。生産設備も自社で手掛け、効率的な生産体制を構築

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  • 社名:株式会社 テージーケー
  • 設立年月:1959年12月
  • 資本金:7,547万円
  • 従業員数:525名(2013年10月末日現在)
  • 代表者:代表取締役社長 清宮 仁
  • 初任給:2013年4月実績
    ◆総合職
    大学院了/月給210,100円
    大卒/月給200,100円
    高専卒/月給175,600円
    専門学校卒/月給173,900円

    ◆一般職
    大卒/月給180,700円
    短大卒/月給173,900円
  • 主な勤務地:本社及び城山工場
  • 休日:完全週休2日制(土・日)
    年間休日120日
    年次有給休暇(初年度10日 最高20日)
    特別休暇
    長期連続休暇(春季、夏季、年末年始)あり
  • 本社所在地:東京都八王子市椚田町1211-4
  • 電話番号:042-664-1341
  • 公式HP:http://www.tgk-jp.com/
  • ・カーエアコンの冷風・温風、家庭用給湯器の温度・湯量を制御
  • ・100人を超える社員が製品および生産設備の開発に携わる。生産設備もすべて自社製
  • ・年間40テーマ・トータル100コマを超える講座で若手を育てる独自教育制度「TESP」
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業種

自動車および住宅設備用各種精密制御部品並びに各種機械、電気/電子応用機器の開発、設計、製造および販売

事業紹介

TGKの開発グループは、秒進分歩で革新を重ねつづけるハイテクノロジーの世界を代表するセンサ、アクチュエータ技術、メカトロニクス技術、ハイブリッド技術、そしてそれらをコントロールするエレクトロニクス技術など、あらゆる技術を柔軟に取り入れ、融合させて、既成概念を超えた思い切った発想で新製品開発を進めております。

さらに、省エネルギー、地球環境保全を主眼とした独創的な制御機器は、21世紀を支える新しい技術として益々受注の拡大が見込まれ、失敗を恐れないチャレンジ精神旺盛な社員のもと、新たな製品開発が進められております。

【事業内容】カーエアコンの冷風・温風、家庭用給湯器の温度・湯量を制御

自動車で移動するなら、カーエアコンは欠かせない。車室内を涼しくするため、風を冷やす冷媒の流量を制御する部品(膨張弁)や、コンプレッサーの動きを制御する部品(コントロールバルブ)、吹き出し口を開閉させる部品(モーターアクチュエータ)など、エアコンの中ではさまざまな制御機器が作動している。 テージーケーは、そんなカーエアコン用の制御機器メーカー。膨張弁で2割強、コントロールバルブで3割近くの世界シェアを占める優良企業だ。 カーエアコン用制御機器で培った技術を生かし、住宅用給湯器向けの制御機器などにも進出。湯温の調節や、バスタブに張る湯量の制御などにも使われている。

03.jpg カーエアコンの冷媒の流量を制御する膨張弁

【独自戦略】100人を超える社員が製品および生産設備の開発に携わる。生産設備もすべて自社製

テージーケーの強みは、開発力。正社員が約350人いる中で、実に3分の1を超える社員が製品および生産設備の開発に携わる。絶えず技術開発を続けることで、他社が簡単にまねできない新製品を生み出そうとしている。 しかも開発するのは、新製品だけではない。製造ラインで使う生産設備も、すべて自社で設計・開発する。製品と生産設備、どちらも自社内で設計することで、「3種類使っていたねじを1種類にできないか」「ねじを使わず、隙間同士をはめ合わせるだけで組み立てられるようにならないか」など、製品開発担当者と生産設備開発担当者が活発に意見交換。その結果、より少ない工数で製造できて、不良品も出にくい製品設計へと磨き上げられていくのだ。

04.jpg 技術開発に携わる100人ほどの社員が集まるオフィス。
05.jpg 同建物内の休憩室で憩いのひととき

【社内制度】年間40テーマ・トータル100コマを超える講座で若手を育てる独自教育制度「TESP」

社員が優秀でなければ、世界で一番の仕事はできない。そんな考えから、同社は教育に力を入れている。 例えば、熟練社員が自分たちの経験を踏まえてテキストを作り、若手社員に教えるTESPという教育制度を運用。年間で約40テーマ・トータル100コマを超える講座を開講している。講座内容は、解析技法、統計手法、法規制、工程管理/品質管理、QMS/EMS、安全/健康など、さまざまだ。 そして、TESPで教わったことは実務で実践。新入社員には必ず先輩社員が1人ずつOJTリーダーとして付き添い、仕事の悩みに耳を傾け、折に触れては知識・技術を伝授していく。 さらに従業員同士のコミュニケーションを目的とした温泉への1泊旅行を毎年企画。スポーツなどのクラブ活動も盛んだ。

06.jpg 独自に開催する講座「TESP」を運用し、社員の教育に注力

社長メッセージ
「実」という1文字から生まれる言葉、創意工夫する姿勢を大事にして

代表取締役社長
清宮 仁さん
――社長として、重視していることを教えてください。 “開発力”が最も重要だと考えています。自動車のエアコンを制御するためには、進化し続ける自動車に合うものを常に設計していかなければなりません。 例えば、最近出てきたハイブリッド自動車や電気自動車では、エアコンのシステムが根本から変わりました。ガソリンで走る自動車なら、エンジンを冷却する際に使用する冷却水の熱を使って、比較的簡単に温風を生み出せていたのです。しかし電気自動車になると、エンジンがありません。モーターで走るので、冷却水が不要なのです。そのために、温風を作る方法が変わります。 このように、自動車が進化すると、エアコンに関する制御機器にも進化が求められます。その都度、最新の自動車に合う制御機器を開発していく必要があるのです。 さらに、開発した製品を高品質かつ安価に製造するための生産ラインを生み出す“生産技術力”や、精密な部品の加工を現場で実現していく“製造力”も必要です。これらの力の総合力を、いつも試されていると感じています。 「実」という文字が好きです。「誠実」「実行」「実業」など、読む人によって思い浮かべる言葉は違ってくるでしょう。それでいいのです。自分なりの想像力で補って、「実」という言葉を捉えてみてください。 そうした「実」から生まれる言葉を大事にする心、「実」という1文字から創意工夫する姿勢を皆さんに持っていてもらいたい。そう考えています。 視野が広く、元気な人がいいですね。自分に与えられた仕事のこと、自分の会社のことだけでなく、広く世の中のことに視野を広げてほしいです。 例えば、設計の仕事を担当していても、製造のことにまで配慮できるようになれば、その人が設計した製品はずっと製造しやすくなります。そのように幅広いことに興味を持って、元気よく、いろいろなことに挑戦してみてほしいですね。 当社は、“強い会社”を目指しています。世界で一番競争力がある製品を手掛け、お客様に「この製品はすごいね!」と喜んでもらえる。そして社員は、元気に生き生きと働いている。そんな会社でありたいのです。 私は、会社には“表の実力”と“裏の実力”の2つの力があると考えています。“表の実力”とは、売上や利益、社員数など、数値になって表に出たもの。“裏の実力”とはそうした数字では表せない、社員の能力の高さややる気といったものです。 そうして考えてみると、“表の実力”は数字になってしまえば、すべて過去のもの。決算書などに出てこない“裏の実力”こそが、未来の会社を支える力になるのではないでしょうか。 “裏の実力”を育てるために、社員が楽しく働けること、社員同士の仲がいいこと、気軽に相談できる雰囲気であること、工場がきれいになっていることなどを、表に出ている数字以上に重視しています。社員旅行やボーリング大会などを催して、気分を一新しつつ、会社として一体感も育んでいく。そうした取り組みの成果が数年後に、製品の評価・品質になって表れてくるのだと思います。 今、日本が世界的に競争力を持っているのは、先輩たちが日本のモノづくりを築いてきてくれたからです。 これからの日本のモノづくりは、これからを担う君たちが築くもの。私たちも、これからの君たちが世界で一番になれるよう、環境を整えた上で主役を任せたいと考えていますが、これからの君たちも高い意識を持ってください。中国や韓国の同年代の人たちと話して、互角以上に議論できる。少なくとも、それくらいの力量・視野の広さは持っていてほしいものです。

07.jpg 代表取締役社長 清宮 仁さん

先輩メッセージ
海外拠点の金属加工ライン立ち上げを担当。今もそのまま、海外拠点で使われている

製造部 係長
長谷川さん
――こちらの会社に応募したきっかけを教えてください。 就職活動を始めてしばらくは、「自動車メーカーに就職したい」と思っていました。しかし、大手メーカーは採用人数が多く、自分が望む環境とは違うように感じるようになりました。もっと少人数で、自分のことを会社がしっかり見てくれる環境で働いた方が、大きな仕事を任せてもらえ、早く成長できるのではないかと思ったのです。 そんなとき、就職情報サイトで自動車部品を作っている当社の求人情報を見つけ、会社説明会に行ってみました。すると、社員の方々は学生からの質問をしっかり聞いて、真摯に答えてくださいました。同席していた取締役の方にしても「就職活動、がんばってね」と学生1人1人と握手してくださいました。「他の会社にはない温かみがある」「社員を大事にしてくれる」と感じられました。 まずは生産技術部に配属され、その後、製造部の部品加工課に移り、現場で工作機械を動かしていました。今は課長の下で係長として製造管理をするようになり、3つの金属加工ラインを統括する責任者として働いています。 製造管理の仕事は、「1日に生産しなければならない数量分はしっかり完成できそうか」「加工に使う装置は十分に保守・整備できているか」と確認したり、保守・整備に使う部品や治具を設計したり、問題が起きたときにはその対応をしたりと、仕事内容は多岐にわたります。 そうして、さまざまな仕事をしてきた中で、入社7年目のころ、イタリアと中国に金属加工の拠点を立ち上げようという話が持ち上がりました。海外拠点の立ち上げに当たり、どんな加工ラインを構築していくのか、生産の工程設計をすべて私に任せてもらえました。もちろん、困ったときには上司や先輩たちから手を貸してもらえましたが、今も私が設計した工程が、そのまま海外拠点で使われています。 こうした大きな仕事を任せてもらえたときにはもちろんやりがいを感じますが、日々の仕事にも充実感があります。例えば、製造に使う装置が故障したときには、どうすれば直るか、直るまで少しでも作業を進める方法はないかと考え、先頭を切って問題解決に当たっています。そんなときには、みんなの役に立てていると感じられて、働きがいがありますね。 若いころは社員旅行をとても楽しみにしていました。同期に入社した仲間との仲もとてもよく、入社して10年以上経った今でも、よく飲み会を開いています。 そうした社員旅行や飲み会に参加すると、ふっと息を抜けて、気分が楽になります。気分転換をすることで、また次の日からの仕事をがんばれるようになりますね。 製造業は、製造原価がとても重要です。もっと製造原価をみんなに意識してもらえるように、「この製品は完成までいくらかかる」と数値化して伝えるように心掛けています。 そうすることで、社員1人1人がより高い意識を持って仕事に臨めるようになるはずです。意識が高くなれば、製造原価を下げるための改善提案も出てきます。そうした改善の積み重ねで、価格競争に勝てる土台を築いていきたいです。 就職活動をするとき、軸を持ってください。 私自身は、「自動車関連の会社で働きたい」と思っていた以外には、あまり軸のない人間でした。それでも当社に入社して働くようになったわけですが、しっかりとした軸を持っていなかったために、正直に言うと、時には腰を据えて目の前の仕事に向き合えない時期もありました。 自分はどんなことを考えていて、何を一番大事にして、会社にどんなことを求めたいのか。そこをしっかり考えてから就職活動すれば、後悔しない会社選びができるのではないでしょうか。

08.jpg 製造部 係長 長谷川さん
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先輩メッセージ
開発実験の業務を通じて得た経験を、今任されている設計の仕事に役立てたい


菅村さん
――どのような縁から、入社に至ったのでしょうか。 自動車に興味があったので、自動車関係の会社を就職情報サイトで探していたところ、当社を見つけました。 会社説明会に参加してみたら、採用担当の方がとても元気で驚きました。「社長も含め、社員の皆さんがすごく生き生き働いている」と感じられ、「きっとやりがいがある職場なのだろう」と思い、選考に進んでみたのです。 入社12年目になりまして、入社から8年ほどは開発実験部にいました。カーエアコンを実際に組んでみて、性能どおりに動いているか、不具合は出ないかと調べていました。 当時、お客様にすぐ納めなければならない製品にちょっとした不具合が見つかり、「なぜ不具合が起きるのか」とみんなで検討したことがありました。多くの人が頭を悩ませましたが、それでも原因を突き止められません。そんなとき、「ここの計算が合わないから、ここの形状がおかしいはず。こんな形に直してみよう」と私が不具合の原因に思い当たり、改善提案してみました。 すると、提案した形状に変えてみたら、問題が解消したのです。その製品が使われた自動車は今、販売中です。自分の意見が反映された製品が市場で流通しているわけですから、とてもうれしく、思い出深い仕事になりました。 そして、2年ほど前に異動になり、今は設計をしています。開発実験でいろいろな製品を触ってきましたから、当社製品のどこが優れているのか、どんなところに改善の余地があるのか、よく分かっているつもりです。当時の経験を思い出しながら、製品設計に役立てるようにしています。 これまでは実験して不具合が出ても、「こうした方がいいよ」と提案するだけしかできませんでした。それが今では、ゼロから自分の思い描いたように設計できます。やりたかったことができるようになって、日々の仕事がとても充実しています。 特に現在は、開発の初期段階。新製品をどのような形にするのか、大枠の構想を練っています。創意工夫できる余地が大きく、すごく面白い仕事をしています。 人と人とのつながりが強いところでしょうか。入社した当初は、「休みの日まで、会社の人と付き合いたくない」と思っていました。ところが今、休日を一緒に過ごすほど仲がいいのは、会社の人たちがほとんどです。 同期の仲間たちはもちろん、同じ部署の先輩ともよく一緒にスノーボードに行くなど、会社以外の付き合いも活発です。そんな関係を築いていくと、仕事に戻っても言いたいことを遠慮せず言えるようになって、働きやすくなりましたね。 また、別部署とのつながりが密なところも気に入っています。製品開発の段階から製造部の人に図面を見てもらい、「組み立てづらいところがあるか」「何か要望はないか」と意見を求めるようにしています。そうして製造担当者の立場から意見をもらうことで、より作りやすい製品になるよう、常に意識しているのです。 まずは設計を担当している製品を無事に完成させて、お客様に満足してもらうことです。 そして、お客様だけでなく、他部署の人にも「この製品に携わりたい」「この製品を作りたい」と思ってもらえるようにしたいですね。私の設計する製品に携わった人たちが、みんな幸せになることが理想です。 「自分は絶対にこうする」という哲学・信念を持って仕事をしてください。 例えば、自分が将来どうなりたいかと意識しながら生きていると、そうなるために今は何をしなくてはいけないかと分かってくるはずですよ。 注)掲載している情報は、取材日(2014年7月)時点のものです。

10.jpg 第一開発部 菅村さん
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