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株式会社 東京ダイヤモンド工具製作所

株式会社 東京ダイヤモンド工具製作所 伝統が築いた技術力はダイヤモンドの輝き<br>長い歴史によって育まれたノウハウと技術力が生み出すダイヤモンド工具で産業界の未来を創造する

株式会社 東京ダイヤモンド工具製作所

伝統が築いた技術力はダイヤモンドの輝き
長い歴史によって育まれたノウハウと技術力が生み出すダイヤモンド工具で産業界の未来を創造する

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輝く技術 光る企業

株式会社 東京ダイヤモンド工具製作所

伝統が築いた技術力はダイヤモンドの輝き 長い歴史によって育まれたノウハウと技術力が生み出すダイヤモンド工具で産業界の未来を創造する

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  • 社名:株式会社 東京ダイヤモンド工具製作所
  • 設立年月:1940年(昭和15年)11月
  • 資本金:10,000,000円
  • 従業員数:280名 (平成28年8月31日現在)
  • 代表者:代表取締役社長 濱田 喬
  • 本社所在地:東京都目黒区中根二丁目3番5号
  • 電話番号:03-3723-8111(代表)
  • 公式HP:http://www.tokyodiamond.com/
  • 地球上で最も硬い物質であるダイヤモンド。その特性を活かした、ダイヤモンドを使用した工具は現代の産業分野において無くてはならない重要なものである。株式会社東京ダイヤモンド工具製作所はその名のとおり、ダイヤモンド工具の製造メーカー。長い歴史に裏打ちされた信頼のある企業である。ひと口に工具と言っても、その種類は用途によって多種多様。特に超精密加工用工具においては世界でも最高峰の製品を取り扱っているという。
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業種

・ダイヤモンド工具全般の製造、販売、修理、機械器具の販売
・CBN工具全般の製造、販売、修理、機械器具の販売

事業紹介

1932年の創業以来、ダイヤモンドの比類のない硬さを工業用途に最大限活かすために、お客様とともに歩んでまいりました。

切る・削る・磨く・穴をあけるツールを通して、今後も皆様の期待を超えるソリューションを提供してまいります。

日本全国に展開し、これからは海外へ

吉田 雄二さん
株式会社 東京ダイヤモンド工具製作所
MCD製造部長
1932年創業という歴史あるダイヤモンド工具の専門メーカー、東京ダイヤモンド工具製作所。都心からアクセスしやすい目黒区に創業以来変わらず本社を構えてきたという。 1979年に入社され、勤続36年というMCD製造部長の吉田雄二さんに会社の沿革についてお話を伺った。 「もともとは別のダイヤモンド工具会社から独立してできた会社と聞いています。最初は社員10名程からスタートし、現在では従業員は約300名になります。会社の沿革としては、戦前に設立し、戦時中は軍事工場に指定されていたそうですね。そして戦後、国力の回復と共にどんどん大きく成長していきました。事業も全国的に展開するまで拡がりまして、現在、営業拠点は東京を含めて日本全国に5箇所あります。メイン工場となる仙台工場には約200名の従業員が勤務しています。他にも国内では長野県の岡谷、海外ではシンガポールとタイ(バンコク)に拠点を構えています。タイの工場は2010年に生産拠点として完成した工場です。

tokyodiamond-04.jpg MCD製造部長 吉田 雄二さん
tokyodiamond-19.jpg 多種多様な製品群
tokyodiamond-00.jpg 2010年に設立したタイの工場

製品の品質の高さと長い歴史による信頼が強み

国内のみならず海外にも進出し、品質、規模ともにダイヤモンド工具業界においてトップランナーと言っても過言ではない東京ダイヤモンド工具製作所。 製品の高品質の秘密、会社としての強み、こだわりについて吉田さんに語っていただいた。 「ダイヤモンドはとても硬く、耐性にも非常に優れている素材ですので、産業において、金属やセラミックなど硬い素材の切削、研削などに非常に多く使用されています。 私たちの身近なところから、専門的で一般には目にしないところにまで、本当にいろいろなところで使われているんですよ。 特にバイトやカッターと呼ばれるような切削工具は、時計などの精密加工にとても多く使用されますね。最近ではレーザープリンターの製造などで使用されている、一回引くだけで断面を鏡面にする加工が可能な工具などもあります。 ホイールと呼ばれる、回転しながら加工を行う研削工具はセラミックやレンズを削る場合に多く使用されています。車輪のような形状でダイヤモンドの粒が側面に付いているというかたちのものです。粒の細かなダイヤを金属や樹脂と混ぜて研削するものもあります。 他にも携帯電話やデジタルカメラ、ICなどの電子部品、パネルなど現代社会において非常に重要な部分を占める精密製品の加工にダイヤモンド工具は絶対に欠かせないものなのです。 当社の強みはなんといっても、シングルポイントという単結晶のダイヤモンドの加工技術に優れているために、非常に高い品質の製品を提供しているところです。 また、長い歴史のある企業ですので、業界内でネームバリューがあり、お客様からの多大な信頼があるところも強みと言えますね。」

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tokyodiamond-22.jpg 研削用ダイヤモンドホイール
tokyodiamond-20.jpg 単結晶ダイヤモンドバイト(精密切削工具)

国内外を問わず、事業を拡大していきたい

続いて、戦前から続く、歴史ある東京ダイヤモンド工具製作所の会社としての魅力、人材育成、さらに会社として今後どのような事業展開を考えているのかについてお話を伺った。 「歴史のある会社ですが、保守的ではなくて、上下のコミュニケーションが取りやすく、実力のあるものが正当に評価されるような社風ですね。働きやすいと思いますよ。また、離職率が低いため年齢層が高くなりつつあることが今の課題で、技術の継承、標準化にも力を入れているところです。 社員ひとりひとりが自立していくことで組織力が強化されていくと思いますので、当社を担う若手社員を集めて人材育成のために研修会も行っています。これまでは中途採用が多かったのですが、これからは新卒採用を積極的に進めていきたいです。」 「これからの展望としては、近年お客様(半導体や電気電子開発メーカー)がアジアに続々と進出していますので、当社も海外に工場を立ち上げました。これを機に海外の売上を拡大していこうと考えています。 一方、国内では付加価値のある製品をどんどん提案、開発、製造していこうとも思っています。他にはアライアンスですね、ビジネスパートナーと共同で、同業他社との共同開発などの新しい展開も進めていきたいですね。」 最後に吉田さんから製造業を担う若者に対してメッセージを語っていただいた。 「私は30年以上前に入社し、技術者として働いてきました。もともとものづくりが好きでこの会社に入ったので、形にしていく喜び、新しいものを創りだす喜びというのが、いまだに自分の中に大きくあるんですよ。今は経営面にも携わることが多いのですが、やはり現場でのものづくりの楽しさというのは忘れられませんし、格別なものです!是非そういった楽しさを味わっていただきたいですね。」

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先輩メッセージ
ノウハウの無い研究開発、やり方は自分達で切り開いていく

篠田 知顕さん
技術統括部 切削開発Gマネージャー
篠田さんは東京ダイヤモンド工具製作所で技術研究所の所長を務める。新しい技術を生み出し、新製品の開発を担う重要な機関の責任者である。 --篠田さんは研究所の所長ということですが、仕事内容について教えていただけますか? 「既存の技術の向上や、今はまだ無い技術を生み出して新しい製品の開発や生産性を上げる事などがメインです。近年は工作機械のレベルが非常に高くなっているので、工具の精度もどんどん高いものが要求されてきています。サイクルも早くなってきていますので、短期的な仕事が多く、研究イコール開発イコール商品化ということも少なくありません。開発では加工の教本やノウハウがあるわけではありませんから自分たちでどうやって見つけていくかということが重要なのです。狙っていたものがすっと出来たときはやはりやりがいを感じます。お客様から直接声を聞くことは多く無いのですが、間接的にでも良い評価を聞いた時も嬉しいです。」 --仕事をする上で心がけていることはありますか? 「インプットとアウトプットがあやふやなことが多いので、それを明確にすることですね。非常に難しいことで、自分だけで考えるだけではなく、お客様と接していないとインプットが分からないことが多いのです。限られた材料、条件の中で何をアウトプットとして出すのかというところも悩みどころです。後輩や新人に仕事を教えるときは目的意識を持って作業してもらうように特に気をつけています。言われたことだけやって何をしているのか分からないということは無いようにしたいですね。」 --製品の特徴を教えてください。 「製品のバリエーションが多いことと、単結晶のダイヤモンド工具の品質がとても高いところが当社の強みです。世界一の品質といえる製品がいくつもあると自負しております。」 --篠田さんから見て会社はどういう会社でしょうか? 「温かい人が多くて人間関係の点では非常に恵まれた会社だと思っています。仕事内容では大量生産の製品が少なく、ひとつひとつ仕様が違うものが多いため、顧客と技術者の距離が近いのでやりがいを感じやすい環境にあると思います。歴史のある会社ですのでお客様からの信頼も厚く、製品のファンも多いところも会社の魅力です。ただ、個人的には100点というのはないと思いますので、まだまだ会社として改善する部分もたくさんあると考えていますね。」 --ありがとうございました。最後に、ものづくりを志す後輩へメッセージをお願いします。 「今の若者には自分を持っている人が少ないと感じるので、前向きな情熱を見せて欲しいと思っています。製造業は海外にどんどん出ていっていますが、その中で日本のものづくりはどうあるべきかを真剣に考えて欲しいですね。先のことはどうなるのか分からないですから海外で仕事をするという事も視野に入れてみてください。」

tokyodiamond-12.jpg 篠田 知顕さん
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先輩メッセージ
研究職の醍醐味は新しい技術を生み出し、世の中を変えていくこと

國枝 泰博さん
技術統括部 切削開発Gチーフ
國枝さんは大学の研究室でダイヤモンドの加工の研究を行っていた経験を持つ。専門としていた研究をご自身の職業にされたという、まさにダイヤモンドひとすじの研究者。入社一年目にして世界最高の品質を持つ工具を開発しているという、そんな國枝さんにお仕事のお話を伺った。 --担当されている仕事について教えていただけますか? 「技術研究所でダイヤモンドのバイトと呼ばれる切削工具の研究開発を行っています。技術研究所ではダイヤモンドの加工全般を行っていまして、ダイヤモンドをどうやってうまく加工するかという事を研究し、考え出した方法から新しい製品の開発をしています。ダイヤモンドの加工の難しいところは素材自体のバラつきも非常に大きく、結晶があるので方向によって削れ方などが全く変わってくるところです。加工のメカニズムが確立されていないのが現状なのです。加工方法を標準化していき、これまで出来なかったものを出来るようにすることが私たちの目的ですね。ダイヤモンドは超精密加工には必ず必要な工具ですからね。自分で物事を考えて提案していけるように気をつけています。」 --仕事でやりがいを感じるところはどこですか? 「研究職なので、誰も足を踏み入れたことのない領域に入っていけることですね。新しい技術が生まれ、それによってドラスティックに世の中が変わっていく事があるというのは大きなやりがいです。」 --会社の雰囲気や特徴を教えてください。 「温和な雰囲気の会社だと思います。ただ、研究所は必ず出来ることだけをやっているわけではないので、他の部署に比べて少しピリピリしていますね。社員は皆さん家族的な感じで温かいです。そして世界に誇れる他にはない技術を持っているところが会社の一番の魅力ですね。」 --ありがとうございました。最後にものづくりを志す後輩へのメッセージをお願いします。 「日本は今、過渡期ですから、今までのように欧米の真似をしているだけでは多分駄目だと思いますので、新しいものを創造、開拓できるような事を考えてもらいたいですね。就職を考えるときもそういう事を実現できるところを探してみてください!」

tokyodiamond-17.jpg 國枝 泰博さん
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