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株式会社 タッチパネル研究所

株式会社 タッチパネル研究所 タッチパネルの設計・検査は日本一そして世界へ羽ばたく!<br>タッチパネルの未来は、世界の未来!

株式会社 タッチパネル研究所

タッチパネルの設計・検査は日本一そして世界へ羽ばたく!
タッチパネルの未来は、世界の未来!

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輝く技術 光る企業

株式会社 タッチパネル研究所

タッチパネルの設計・検査は日本一そして世界へ羽ばたく! タッチパネルの未来は、世界の未来!

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  • 社名:株式会社 タッチパネル研究所
  • 設立年月:1998年
  • 資本金:5,000万円
  • 従業員数:50人
  • 売上高:20億円
  • 代表者:三谷 雄二
  • 所在地:

    【本社】東京都八王子市千人町2-3-17高橋ビル3F
    TEL:042-666-6686

    【モニター事業部】東京都八王子市元本郷町1-10-14
    TEL:042-649-7651

  • 公式HP:http://www.touchpanel.co.jp
  • 街のいたるところで見かけるタッチパネル。銀行のATM、駅の券売機、ゲームや携帯電話などに使われています。株式会社タッチパネル研究所は、設計試作、製造販売、輸入販売から、タッチパネルそのものの検査機、評価装置の製造販売などを行ない、タッチパネル一製品だけにこだわり、それに特化した企業です。八王子にあるオフィスを訪ね、創業者である三谷雄二社長をはじめ、若い社員にお話を伺いました。
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事業紹介

タッチパネル・センサの製造販売/輸入販売、タッチパネル検査機の製造販売、タッチパネル用材料の販売、タッチパネル及び材料の受託評価、タッチパネルの技術指導

世界に通じる技術力について
タッチパネルが未来を作る!

「30年前、液晶をフィルム化する仕事をしていました。ある時、アメリカからタッチパネルが入ってきたんです。これは何だろう?と思いました。調べてみると材料は日本製なんですよ。しかし商品はアメリカ製。タッチパネルなんて誰も知らないものですからね、まったく新しい仕事で、海の物とも山の物とも分からないものでした。」と話す三谷社長。 三谷社長はこのタッチパネルに未来がある!と考えたのです。 「勤めていた会社でタッチパネルを取り扱おうとしたけど、利益がでないと言われたんで、じゃ、自分でやろうと会社を辞めて(笑)……まあ、自分でやるからには、分かりやすい名前の会社がいいだろうと、タッチパネル研究所にしたんです(笑)。」たしかに「株式会社タッチパネル研究所」というネーミングは、誰にでもすぐに理解できる社名です。何を作っているのか分からないような会社名が多いことへの反発、というより、大阪出身の三谷社長の一種のサービス精神といえるかも知れません。 「創業当初は、私がひとりで会社経営をしていました。国内からの声よりも、海外からの引き合いが多かったですね。だから単身乗り込んで、韓国や台湾の企業に協力しました。仕事仲間はいましたが、結果的には私ひとりでがんばって、台湾で三社くらい会社立ち上げに尽力した。日本での事務所は、私の家です。もちろん法人組織ですが、検査機械などはガレージに置いたりしていましたね」 創業した頃、タッチパネルはまったく普及されていなかったものの、やがて”IT革命”の時代が到来します。 「まず、銀行のATMがタッチパネル方式になり、その後はセキを切ったように、ゲーム機、カラオケシステム、携帯電話などに使われ出すようになったんですね。私自身も驚くほど、異常なスピードで広がりました。タッチパネルというのは、中小企業の仕事だと思っていました。大企業はほとんど興味を示していなかったですね。しかしこれだけ急速に普及すると、大企業だって動かざるを得ないでしょう。印刷会社や機械メーカー、それにマイクロソフトなども非常に興味を持ちだした。今や1000億から2000億クラスのマーケットになって来ましたね。」 これまでタッチパネルが使われているのは、ATMや券売機、カラオケなどの公共施設などが多かったのですが、最近では、ゲーム機などのようにパーソナルユースの商品にも使われ出しています。その最大のきっかけとなったのが、APPLE社のiPhoneだと三谷社長は考えています。 「タッチパネルは、iPhoneが出てから急速に発展したと思いますね。iPhoneというようなものは、日本人はあまり考えないものだと思いますね。あれはアプリケーションの一種ですから。アメリカはその点、アプリケーションを作り出す能力があるんでしょう。アジアはハード面を作る能力が高いですから。でもこうしたタッチパネルを使った携帯電話や、ゲーム機が日本をはじめ、アジア市場にもどんどん進出して来ています。これからもまだまだ当分の間、人気が落ちることはないでしょうね。」

touch_ph01.jpg 三谷 雄二さん 
代表取締役社長

日本の材料の優秀さが、未来を拓く

主要業務は、タッチパネルの設計試作、製造販売、輸入販売から、タッチパネルそのものの検査機、評価装置の製造販売ですが、材料事業部では、日本の材料を海外へ輸出す業務を行なっています。 「日本の材料は優秀なので、これらを輸出するんです。台湾、韓国、中国などですね。当然、今後世界ではタッチパネルの利用が増えていきます。市場的には今の日本は、過渡期ではないかと思います。海外に負けている。だから国内だけを向いて仕事をするのではなく、海外に目を向けていますね。グローバルに考えています。材料事業部の社員は、ネイティブの中国人が3人います。その他にも、台湾、韓国の担当者もいます。日本人社員も語学が堪能な者がおおいですよ。」 三谷社長は、”我が社は全員が営業マン”と言い切ります。技術職の社員でも、お客様とのコミュニーションをしっかりと取ること、技術的なサポートができることなど、セールスセンスがなければ仕事が務まらないという考え方です。 会社には、いわゆる工場というものがなく、機械の設計を自社で行ない、組立などは全て外注。工場での労働がないということは、事務職以外の社員はすべて営業担当者ということになります。もちろん、技術レベルの高い社員も大勢いますが、三谷社長はきっぱりと言い切ります。「中小企業は、技術職と営業職をそんなに分けては考えていない」と。

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航空機用のタッチパネル設計に取り組む

入社4年目の、谷佳洋さんは、航空機用のタッチパネルの品質保証と、技術的なサポートを中心とした業務をおこなっています。完成した製品を、しっかりと検査して出荷させる仕事です。 「大学で、数学を専攻していました。卒業後、オーストラリアへ行き、それから東京に暮らしだしたんですが、タッチパネル研究所という会社名を初めて聞いたとき、なんだか分かりやすいというか、明快な名前の会社なんだな、と思いました。大学の専攻が数学科だったので、機械に関してはまったく無知でした。だけど、タッチパネルには興味がありました。街のいたるところで目に付いていましたし。それで入社して、仕事をしていくうちにだんだんと構造などがわかるようになってきました。特別な物理学や機械工学の知識が必要ということもないと思いますし、それにタッチパネルのことに関していちばん詳しいのが社長なので、分からないところをしっかり教えて貰えるという環境がありました。」 谷さんの仕事は、航空機用のタッチパネル、つまり座席のモニターに関するもの。ボーイング社の航空機に設置されるモニターで、シンガポールエアラインや、チャイナエアラインなど、長距離飛行する旅客機の座席モニターの品質保証。お客様には、新しい機能を持ったタッチパネルを提案するのですが、まず、デモ機を持っていきます。いわば営業ですね。そこで反応が良ければ試作品を作り、見て貰う。技術的に優れたものをお届けしたいと思っていますね。 現在、会社の製品を紹介するセミナーの講師なども積極的に行なっています。 「これは常々社長が言ってることですが、情報というのは、こちらから求めて得られるものではなくて、こちらから発信することによって得られるものだと思うんです。だからセミナーなどを開催すると、当然、こちらからさまざまな情報を伝えます。すると、必ず新しい情報がこちらに戻ってくるんですね。」 そんな谷さんから、この会社に入社を希望する学生の皆さんにメッセージをいただきました。 「やはり、タッチパネルに興味のある人に来てもらいたいなと思います。なんだかよく分からないけど、ちょっと疑問を持っている人。話を聞くだけでもいいと思います。タッチパネルに興味がある人なら大歓迎です。私としては、素直な人が一番だと思うんですよね。たとえば分からないことを素直に分からないということ。分からなければ、先輩達がすぐに教えてくれます。それが我が社の特長なんです。だから、分かったふりをするのはダメだと思いますね。」

touch_ph03.jpg 谷佳洋さん
入社4年目

タッチパネルの材料を自社で評価するのは、日本ではここだけ!

入社2年目の今井るみなさんは、タッチパネルに使われる材料の評価業務という仕事をしています。 「私は転職してきたんですが、何かひとつのことに特化しているというか、幅広くさまざまな製品を扱っているという会社ではなく、ひとつのことを集中して作っている会社に入りたいと思って、この会社を志望しました。」 そんな今井さんの現在の仕事とは? 「ノーベル賞を受けた白川教授が開発した“伝導性ポリマー(=電気を通すプラスチック)”の材料評価というのが私の仕事です。研究し尽くされたものに対して、自分が評価をするということに驚きを感じますし、そうした材料を扱うことの大きさを感じます。ただこの原理は、社会のさまざまなところで活用されている原理でもあるそうですし、大企業でも扱っている材料ですが、私がやっている材料評価は、そうした他の企業との比較もあります。だから、自分が材料評価をするということは、社会に出て行くものの価値の一端を担っているのではないか、という思いになりますね。」 今井さんの仕事、タッチパネル材料評価という仕事は、他の日本の企業がおこなっていない貴重な仕事であるのです。それだけに正確かつ適正な評価基準が求められています。 「私の日常的な業務は、午前中に前の日のレポートを作成し、午後からは検査をしたり、評価業務をおこないます。午後遅くにそのレポートをまとめて、翌朝に作成する、という繰り返しです。外出することはありませんね。材料事業部には6名の社員がいますが、業務内容としては同じ仕事をしている人は誰もいませんね。私も、私だけの仕事である検査をしています。でも、部署の仲間のコミュニケーションは取れていますよ。」 仕事内容は、タッチパネルの検査で、これはタッチパネル製造の大手企業では実施していない検査です。 検査機では、タッチパネルの品質保証をするため。不具合をチェックします。文字を10万文字書くと、パネルの表面にどのような変化が起こるのか?あるいはスイッチを100万回押した場合、どうなるのか?といったことを、機械によって繰り返し検査しています。 そんな今井さんから、就職を希望するあなたたちへのメッセージをもらいました。 「うちの会社は、ある意味で、世代がふたつに別れているんです。60歳以上の年配者と、2〜30代の若者という世代差があります。40代50代の社員がいないんですね。でも、その分、仕事の内容に関してすごく知識のある先生が山ほどいらっしゃって、とても吸収しきれないくらいです。分からないことは詳しく教えて貰える。普通に会社に入ったときは、上司がいて、その上にもっと偉い人がいて……という感じですが、この会社にはそういうことはなくて、分からないことはすぐに教えてもらえます。そこが最大の魅力だと思います。」

touch_ph04.jpg 今井るみなさん
入社2年目

我が社は「情報会社」なんです!

三谷社長は、「我が社は情報の会社です」と強調します。 「情報を得るためには、こちらから情報を発信する以外ないのではないか。隠し事などしても仕方がない。だからうちの会社では、ホームページでも、セミナーでもタッチパネルに関する技術を全て出しています。啓蒙しようと思っているんです。それで、セミナーを開催すると、集まった人のなかにたいへん興味を抱いてくれる人がいる。それが大事なことなんです。」 確かに、私たちの友人関係でも、隠し事をして付き合うより、素直に自分が知っていることを相手に伝えることで、信頼関係が生まれてきます。 それが株式会社タッチパネル研究所という、これからの未来を担う技術を持つ会社の理念だといえます。 最後、三谷社長に、数年後にはどのような社会になっているのかを質問してみました。 「う〜ん。たとえば、タッチパネル付きの電子黒板ができるかも知れない。ソフトを持ってきて、電子黒板のモニターから映像を流し、その画像をコピーすることができる。さらに電子黒板には文字も自由自在に書ける……そんな時代が来るかも知れませんね。でも実際に韓国では、もうすぐ〈新聞配達はなくなる〉とか〈学校の教科書がなくなる〉というようなことが言われているそうです。教育現場、医療の現場など、タッチパネルが活躍する場が今後ふえていくと私は思っていますね。」

コラム1

谷佳洋さんは、将来的に、人間1人=1枚のカードを持つことで、それが電話になり、銀行のカードやクレジットカード、運転免許証、パスポート、保険証や診察券になるのではないか、と予想されています。タッチパネル研究所が将来、こうしたオール・イン・ワンのカードを作ることになるのかも知れません。

コラム2

三谷社長は普段、会社のなかをゆっくりと回っているそうです。だけど何か指導をするとか、小言を言うとかではなく、かと言って、働いている社員たちの様子を見るでもなく、空間を共有しているそうです。検査している社員の横にすわり、いきなり新聞を読み始めることもあるとか。そういう社長は、社員からとても人気がある社長です。

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