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渡辺電機工業 株式会社

渡辺電機工業 株式会社 大手企業と正面からぶつからない「ユニークな計測機器」メーカーを目指す<br>省エネ技術にいち早く注目。電力の無駄遣いを“見える化”する監視システムを20年以上も前から作り続ける

渡辺電機工業 株式会社

大手企業と正面からぶつからない「ユニークな計測機器」メーカーを目指す
省エネ技術にいち早く注目。電力の無駄遣いを“見える化”する監視システムを20年以上も前から作り続ける

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輝く技術 光る企業

渡辺電機工業 株式会社

大手企業と正面からぶつからない「ユニークな計測機器」メーカーを目指す 省エネ技術にいち早く注目。電力の無駄遣いを“見える化”する監視システムを20年以上も前から作り続ける

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  • 社名:渡辺電機工業 株式会社
  • 設立年月:1951年7月(創業:1940年11月)
  • 資本金:4500万円
  • 従業員数:200名
  • 代表者:代表取締役社長 渡辺 秀禧
  • 社員平均年齢:38歳
  • 初任給:219,500円
    諸手当: 役職手当、営業手当、家族手当、住宅手当
  • 主な勤務地:本社(東京都渋谷区)、大阪営業所(大阪府吹田市)、名古屋営業所(愛知県名古屋市中区)、調布工場(東京都調布市)、福島工場(福島県伊達郡桑折町)
  • 休日:年間128日。土日祝日、有給休暇、夏期・冬期休暇
  • 本社所在地:東京都渋谷区神宮前6-16-19
  • 電話番号:03-3400-6141
  • 公式HP:http://www.watanabe-electric.co.jp/
  • ・電力の使用量を“見える化”する監視システムと計測機器を取り扱う
  • ・同業会社を協力会社に。他社が持たない独自の計測機器を豊富にそろえる
  • ・結果よりも過程が大切。行動の中身で評価される人事制度
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業種

計測制御機器の開発・製造・販売

事業紹介

●私たち渡辺電機工業は地球環境の保護に計測という分野から貢献しております!!

私たちの主な製品は、電力監視システム、信号変換器、パネル計測器、自動車用検査装置です。

省エネの実施は現状どの程度のエネルギーを使用しているのか?を「計測」することから始まります。そして問題点がわかれば、その解決策を考え、対策を実行し、最後にその効果を測定します。
「計測」することで、現状を客観的に把握し、省エネ目標を定め、そして施策の効果を定量的に確認することができるからです。

今後も創業以来培われた計測技術と通信技術を融合させて、エコロジー社会の創造に邁進します!!

何を作ってる?

大規模な工場やビルで使う電気料金は、年間で数百万~数千万円にもなる。使用する電力量を10%でも減らすことができれば、地球環境に貢献できるだけでなく、経済的にも年間で数十~数百万円も得するわけだ。 そういった理由から、電力使用量を減らそうと省エネに力を入れる工場・ビルの経営者は多い。彼らが最初に取り掛かるのは「工場・ビルのどこで電気をたくさん使っているのか」と電力使用量を“見える化”して改善点を突き止めること。そのために使われているのが渡辺電機工業の電力監視システムだ。 工場やビル、データセンター、浄水場など、同社の監視システムを導入した拠点は800以上ある。また、監視システムの構築に必要な計測機器を大手メーカーなどにも提供している。「システム全体は別企業が構築したが、その中の計測機器は渡辺電機工業のもの」という事例も含めれば、有名なビルや商業施設など、より多くの拠点で同社製品は使われている。

03.jpg 2つの直流電流・電圧信号を入力し、加減算などの演算処理後、
演算結果に従った直流電流・電圧信号を出力する入力演算器

10.jpg 複数回路の電力諸量を計測し、PCに計測データ
を伝送するWeb対応エネルギー監視モジュール

会社の強み

渡辺電機工業が電力監視関連の製品開発を始めたのは、今から20年以上も前のこと。「今後、みんなが省エネを意識するだろうが、まだ誰も注目していない」と電力監視に必要な各種計測機器の開発に乗り出し、他社に先駆けて100種類以上の製品を世に送り出してきた。 省エネ関連の市場は注目分野。今後ますます市場規模は大きくなり、渡辺電機工業のシステムや計測機器に対する需要も増えることだろう。一方、成長が見込める分野だけに、さまざまな企業の新規参入も盛んになるはずだ。 「確かに、新規参入する企業も多いのですが、彼らとは提携を結び、互いの強みを生かしながら協力して事業展開していけると考えています。 電力監視システムは計測機器がないと成り立ちません。新規参入する企業には、全体をまとめる脳に当たるシステムは作れても、目や耳に当たる計測機器類を作れないIT企業が多いのです。新規参入企業が自社システムを数ページのパンフレットで紹介している中で、計測機器が脇役になっていることが多いのに対して、私どもはシステム構成に必要な計測機器を1点ずつ紹介していくと200ページ以上のカタログになるわけです。 彼らがシステムを作り、私どもの計測機器を買っていただく。私どものお客様になってくれる可能性が高いわけですから、新規参入企業が増えることは歓迎すべきことですね」(渡辺秀禧代表取締役社長)

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職場としての魅力

渡辺電機工業が行動指針として掲げているのは「5K&DS」。“顧”客が求めることを把握し、“競”合会社の状況を分析、“会”社(自分たち)が顧客の求める製品を作れているかと見定める。そして自社製品が不十分なら“研”鑽して、顧客から見て十分に素晴らしい“客”観品質に優れた“断”トツの製品を生み出し、会社として“成”長していこうという考えだ。 同社で働く社員は、この指針に沿った行動ができたかで人事評価が決まる。「どんな成果を出したか」という結果よりも、「どんな行動をしたか」が大切。目先の数字に追われることなく、「本当に大切なことは何か」と本質を追い求めながら働ける環境なのだ。

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社長メッセージ
他社が手掛けていないユニークな製品にこだわる。今後も次々と生み出していきたい

代表取締役社長
渡辺 秀禧さん
――電力監視システムの開発を始めた経緯を教えていただけないでしょうか。 当社はそれほど大きな企業ではありません。大手の計測機器メーカーがいくつもある中で、創業から70年以上、今日まで生き残ることができたのは、ユニークな製品を作ることで他社と差別化を図ってきたからです。 創業当時から、当社は下請けとして加工業務だけを請け負ったことはほとんどなく、自社ブランドの製品を開発・販売してきました。中小企業が自社ブランドの製品を作り、大企業と正面からぶつかっても負けてしまいます。実際に残念な思いをしたことも何度かあります。だからこそ、他社が手掛けていないユニークな製品を作り、お客様に満足いただくことにこだわっているのです。 今後についても、新しい分野でユニークな計測機器を開発していこうと考えています。建物や橋梁、トンネルなどの安全性を監視するセンサーや、ITなどを駆使した新形態の農業「スマートアグリ」用の計測機器など、電力監視システム以外にも次々とユニークな製品を生み出していきたいです。 若い方の中には、日本のメーカーの製造拠点が海外移転しているとのニュースを見て、将来に不安を感じている人もいることでしょう。安い人件費を求めて海外移転が進んでいることは否定できない事実ではありますが、一方で私どものように国内で工場を構えてモノづくりを続けている企業もあります。 国内でモノづくりをしていると、日本人がモノづくりについて特有の感性と技術力を持っていて、海外と比べて明らかに優れた製品が作り出されていることに気付かされます。その日本人特有の感性と技術力は、人件費の違いをはねのけるだけの力があると思うのです。 しかも、今の若者は環境に対する意識が高いです。環境関連の製品を作っている私どもの若手社員は、「環境に貢献できる仕事だから」と驚くほど熱心に業務に取り組んでくれています。「世の中に貢献したい」という若者の熱意は、何物にも代えがたい力になるはずです。 日本人の持つモノづくりの感性、そして若者の熱意、この2つの力を上手く生かして、これからも世の中の人から必要とされ、役立つ製品を日本で作っていきたいと考えています。そんな会社であり続けたいと思いますし、その思いに共感していただける方は、ぜひ当社で一緒に働いてほしいですね。

07.jpg 代表取締役社長 渡辺 秀禧さん

先輩メッセージ
要望に合わせてシステム構成を考える。最適な構成を提案してお客様を喜ばせたい

システム事業部 営業部
伊達さん ――就職活動のとき、どんな点に注目して企業を探しましたか?
いろいろな業界を就職活動中に見て回り、一番興味を持てたのが省エネや環境に関わる仕事でした。省エネ・環境関連の企業を探していて、渡辺電機工業に出会ったのです。 私は文系でしたので、製造業のことは正直よく分かりませんでした。それでも、当社は会社説明会で、事業内容について丁寧に説明してくれました。文系の私にも分かりやすく、好感を持てましたね。 入社以来、ずっと営業を担当しています。主に担当しているのは、既に取引のあるお客様と連絡を取り、導入済みの機器を新しい機器に入れ替えたり、別の場所・用途で当社の機器を導入してはどうかと提案したり、当社が新しく開発した製品・システムをご紹介したりといった業務になります。 当社の電力監視システムは、お客様ごとに構成を変えて提供しています。ビルや工場の大きさや設備、お客様のご要望に応じて構成を変えますから、最適な構成をご提案できるかどうかが営業としての腕の見せどころ。お客様と打ち合わせをしながら、お客様に喜んでいただける構成を見つけられるようにがんばっています。 これまでお客様からは、「電力の使用状況を“見える化”して無駄遣いをなくしたい」とお問い合わせいただくことが多かったです。それが最近になって、「太陽光や風力といった再生可能エネルギーの発電システムを導入したから、その発電量を計測したい」というご相談が増えてきました。会社として発電量を計測する機器の開発・販売に力を入れていますから、私も営業として売上に貢献したいと思っています。 設計担当者が営業部と同じビルで働いていますから、営業の仕事をする上で働きやすいです。分からないところがあれば、すぐ質問に行けます。 実際、お客様から質問をいただいて、設計担当者に不明な点を聞いてから回答したところ、「対応が早くて素晴らしい」と評価いただいて受注につながったことがあります。早く対応できるという点は、当社の優位性にもなっていると思います。 システム事業部の営業部の中で、私は一番の若手になります。周りは先輩ばかりですので、まずは1日でも早く先輩方に追いついて、お客様から信頼される営業担当者になりたいです。 働いていて、まだまだ周りの先輩方に支えられていると感じることばかりです。できるだけ早く、独り立ちしたいですね。 就職活動を経験して、私が一番大事だと思ったのは「自分はどうなりたいか」と考えておくことです。 「就職先がなかなか決まらない」あるいは「友達は先に就職先を決めた」と焦る人も出てくることでしょう。そうなったとき、自分のなりたい姿を持っていないと迷走してしまいがちです。「自分はどうなりたいか」とあらかじめ考えておくことで、自分の目指す姿を見失わないようにしてください。

08.jpg システム事業部 営業部 伊達さん

先輩メッセージ
設計に悩んだ私を同部署の先輩だけでなく、別部署・別拠点の先輩まで助けてくれた

コンポーネント事業部 技術部 開発グループ
八木さん
――渡辺電機工業に入社した動機を教えてください。 昔からモノづくりに強い興味を持っていました。高校のときには電子工作に熱中して、「将来は電気製品の設計をする技術者になりたい」と考えるようになりました。 大学に進んでからは志望どおり、電気回路を専攻しました。大学でさまざまなことを学んだ中で、一番興味を引かれたのは「スマートグリッド」です。電力の流れを制御することで、エネルギーの多いところから不足しているところにエネルギーを融通する仕組みを面白いと感じ、「自分もエネルギーに関する製品を作ってみたい」と思うようになりました。 そしてエネルギー関連のメーカーを調べていたら渡辺電機工業に出会い、「省エネと計測の『見える化』をリードする問題解決企業」という当社のキャッチコピーに惹かれ、当社で働きたいと思うようになりました。 はい、そうですね。製品の回路設計はもちろんですが、試作品を評価し、製品化して問題がないことを確認した上で、工場へ製造を依頼するというところまで、一通りの業務を担当しています。1製品当たり、だいたい2~3人の技術者がチームを組んで開発を進めています。 私は今入社2年目なのですが、1年目から当社のデジタルパネルメーターに使う電源の回路を設計しました。私が担当する以前にいったん回路設計は終わっていたのですが、試作品を作って評価してみたところ、温度が高くなり過ぎるという問題が発生してしまったのです。別の部品を使うなど、いろいろと対策を講じてみたのですがどうにも上手くいかず、新たに設計し直す必要がありました。 新人の私が設計を担当したわけですから、設計が完成するまで、苦労したところはいくつもあります。それでも何とか問題が解決できる設計になりまして、無事に動く製品ができたときはうれしかったですね。 電源の回路設計は運良く上手くいったとはいえ、1年目でしたから分からないことばかりでした。そんなときに助けてくれたのが同じ部署の先輩方です。そればかりか、他部署の方や、離れた場所にある工場の方まで一緒になって悩み考えてくれて、私のことを助けてくれました。「この会社は、ものすごく人と人との距離が近い」と感じ、アットホームな会社だと強く思いましたね。この会社のそんなところが好きです。 やはり、大学のころに強く惹かれたスマートグリットに関わる製品を作りたいと思っています。しかも、当社にしかできないユニークな製品にしたいですね。 そのためには、私はまだまだ力不足です。先輩方から基礎をしっかりと教わって経験を積み、お客様から必要としていただけるような製品の設計ができるようになりたいです。 就職活動が始まると、多くの企業の会社説明会に参加することになるでしょう。私もそうでしたが、大変な思いをする人は多いはずです。 けれど就職活動は、いろいろな業界・企業を知るいい機会でもあります。ぜひこの機会に、いろいろな業界・企業を眺めてみて、「この会社で自分は何ができるのか」「この会社に入ると自分はどうなれるのか」と想像を巡らしてみてほしいですね。あれこれと自分の可能性を模索してみることは楽しいことです。そうすることで本当に働きたい会社が見つかる人もいると思います。 注)掲載している情報は、取材日(2013年11月)時点のものです。

09.jpg コンポーネント事業部 技術部 開発グループ 八木さん
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