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渡邊プレス工業 株式会社

渡邊プレス工業 株式会社 大手メーカーに鍛えられ、品質・価格・納期を向上させた薄板金属加工企業<br>公差±0.05mm以内の高精度な金型レス生産技術が武器。多品種少量の受注を増やし、設計・デザインの提案にも着手

渡邊プレス工業 株式会社

大手メーカーに鍛えられ、品質・価格・納期を向上させた薄板金属加工企業
公差±0.05mm以内の高精度な金型レス生産技術が武器。多品種少量の受注を増やし、設計・デザインの提案にも着手

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輝く技術 光る企業

渡邊プレス工業 株式会社

大手メーカーに鍛えられ、品質・価格・納期を向上させた薄板金属加工企業 公差±0.05mm以内の高精度な金型レス生産技術が武器。多品種少量の受注を増やし、設計・デザインの提案にも着手

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  • 社名:渡邊プレス工業 株式会社
  • 設立年月:1947年
  • 資本金:4000万円
  • 従業員数:65人
  • 代表者:代表取締役社長 岡本 太郎
  • 社員平均年齢:32.5歳
  • 初任給:高卒16万4000円、大卒19万4000円
  • 主な勤務地:武蔵村山市伊奈平1-71-1
  • 休日:土日祝日(ただし、1日/月 土曜出勤あり)、夏・冬期休暇
  • 本社所在地:東京都 武蔵村山市伊奈平1-71-1
  • 電話番号:042-560-0551
  • 公式HP:http://www.watanabe-px.co.jp/
  • ・要求水準の高い大手メーカーも納得の品質・価格・納期を実現
  • ・世界最高峰の機械と人材・マネジメントの仕組みで高精度な金型レス生産
  • ・最先端の加工機械がそろい、若手にもチャンスが与えられる企業風土
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事業紹介

【精密板金のコストダウン提案】
渡邊プレス工業による“絶対的なQCD”をバックヤードとしたVE・VA提案。
お客様の設計開発プロセスに、なるべく早期から参画し、現場の知識と技術をもとに、工法提案、材質変更や不必要公差の削除などをご提案し、コストダウンを実現します。


【精密板金の加工事例】
渡邊プレス工業は、OA機器、AV機器、医療機器などの電機部品に数多くの実績があり、なかでも精密板金と金属プレスの複合加工を得意としております。また、多品種少量・変種変量(常時4,000アイテム/月!!)の生産体制を実現しております。


【高品質・高効率を実現する最新鋭設備】
同型機のなかでも最高位の速度・精度を誇るレーザー・パンチ複合機によるカッティング・ブランク加工、サーボベンダーによる精密曲げ加工、 ACサーボプレスによる精密絞りなど、最新鋭の精密板金設備が充実しております。


【絶対的QCDによる信頼のモノづくり】
~試作板金から量産まで
設計者・開発者のニーズに応えるVE提案~


従来のプレスラインと共に、精密板金技術を発展させたことにより、「板金+プレス」の複合加工をバックヤードにした、 あらゆる視点からの工法提案が可能です。また、メーカー企業様における開発設計段階から機能価値を考慮した上で、適正材料の選択、最適工法の選択、 適正公差・仕上げ方法の見直しなどのご提案をすることにより、製造段階における努力を越えたコストダウンを図っています。
「国内にてロット減少した現流品をコストダウンしたいけれど、板金加工だけでは精度が心配」という設計者・開発者の方も、ぜひご相談下さい。


オカモトグループ
・株式会社 岡本製作所
・株式会社 オカモト電子
・柳塗装工業 株式会社
・岡本横浜(蘇州)機械有限公司

何を作ってる?

プリンターやコピー機などのOA機器、AV機器、医療機器などに使われる金属部品を加工している。 一時期は、専らOA機器の部品加工に取り組んでいた。取引先は日本を代表する大手メーカー。数多くの厳しい要望に応え続けたことで、クオリティー(品質)、コスト(価格)、デリバリー(納期)のQCDを構築してきた。 例えば、納期に遅れた部品はすべて、得意先と調整せず一刻も早く納品できるよう、通常配送とは別に配送業者を都度手配。一時期、月間80万円ほど負担が増えたが、遅延したことの痛みを実感できるようにしたことで、社員の意識が向上。遅延をゼロにて継続することができた。そのようにして培ってきた技術力・対応の良さが評価され、今ではさまざまな業界・企業から相談が寄せられている。 最近ではデザイン会社と提携し、部品加工よりも手前の過程である設計・デザインから顧客に提案する取り組みを開始。購入意欲を刺激するデザインを渡邊プレス工業の技術力で実現させる形で、魅力的な製品を生み出す支援に乗り出した。

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04.jpg 設計・デザインからかかわった製品も登場し始めている

会社の強み

金型を使わずに金属部品を形作る「金型レス生産」という手法がある。金型を作る手間・費用を省け、多品種少量の部品生産に適した手法だが、金型を使わない分、加工精度が悪くなりがちだ。 渡邊プレス工業は、高精度の金型レス生産を実現できるように機械設備と人材、マネジメントの仕組みを整備。設計図公差±0.05mm以内の精度での加工を保証できるようになった。 そこまで高精度な加工を可能にした要因の一つは、世界最高峰の複合加工機をいち早く導入したからだ。導入時は「国内での評価が定まっていない機械でしたが、ほかの機械では80点の加工しかできず、お客様に満足いただけない。未知の可能性に賭けました」と代表取締役社長の岡本太郎氏は語る。「かなり高額でしたが、導入してみたら非常に優れた機械でした。120点の成果を出してくれて、営業上の強みになっています」

05.jpg 渡邊プレス工業の誇る複合加工機

職場としての魅力

価格が億単位の複合加工機を始め、渡邊プレス工業にはトップクラスの最新設備がそろっている。同じ金属加工の仕事であっても、最先端の機械を使って加工できるのであれば、やりがいも違ってくるのではないだろうか。 また、若手にチャンスを与える風土もある。普通の会社では、高価な設備の操作は工場長などのベテラン社員に任せている。それが渡邊プレス工業の場合、アルバイトから正社員になった中堅社員が最高額の機械を使うなど、若手にもチャンスがある。その中堅社員は元々、会社の方針に則って努力するまじめな社員だったが、さらに積極性を増して「現場で私を呼び止めて、『こう改善しました』と報告してくれるようになりました」(岡本氏) 責任の大きな仕事でも任せてもらえやすく、昇進も早い環境だ。やる気のある若手にとっては、働きがいの感じられる職場になるだろう。

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07.jpg 人材を育てるための手段として5S活動にも取り組む

社長メッセージ
10年前から危機感を持って改善を続けた結果、圧倒的に優位な競争力を持つように

代表取締役社長
岡本 太郎さん
――量産品から多品種少量へと事業構造を変えてきたと伺いました。 10年ほど前から、日本の大手メーカーの生産拠点は海外移転に拍車が掛かるようになりました。今でこそモノづくり産業の空洞化がマスコミでも取り上げられていますが、当社はそのころから現在のような状況になると予測していました。日本で事業を続けられるように、先を見据えて事業展開してきたのです。 多品種少量の加工を中心にしたのも、そのためです。パソコンや家電は購入後の一定期間、保証期間があります。国内で量産しなくなっても、修理する時には足りない部品が出てくるはず。多品種少量で不足部品を補充したいと思うだろうと予想していました。 国内は金型を使って1万個作るのではなく、金型レスで30個作る時代が来るだろう。そう考えてこの10年間、事業構造を変えてきたのです。 高精度の金型レス生産は、機械と人とマネジメント、この三つがそろわないとできません。機械はお金で買えますが、使いこなせる人はなかなか育ちませんし、納期・品質を管理する仕組みと管理できる人がいないと回りません。 私の理想は、品質・価格・納期プラスアルファに優れた部品を提供することで、当社のお客様に稼いでいただくことです。実際、ほかの企業と競うことになっても、当社ほど納期・品質(技術力)が信頼できる企業はほとんどありません。価格では「負けるかな」と思っていましたが、ふたを開けてみると当社の方が安い見積もりだったことが多いくらいです。 今になって危機感を持つようになった企業はたくさんありますが、当社は10年前から危機感を持って改善活動に取り組んできました。それが実って、圧倒的に優位な競争力を持つようになっているのです。 「覚悟を持ってきてくれ」ということです。自分がスーパースターになりたいのか、レギュラーを目指すのか、ファームでも構わないのか。目指すところを決めてほしい。 理想は全員がスーパースターになってくれることですが、実際のところ、全員がスーパースターになれるわけではありません。レギュラーもいればファームもいます。仕事だけが人生でもありません。家族を大事にして生きていくのも一つの選択肢です。 スーパースターを目指すのなら、覚悟が必要です。当社なら責任ある仕事を任せますが、その分、義務が生じることも忘れないでほしいです。

08.jpg 代表取締役社長 岡本 太郎さん

先輩メッセージ
「板金」にもいろいろな工程があり、多様な技術を覚えられる

製造部 第1製造課 係長
武田さん
――就職先は、どうやって決めたのですか。 工業高校で学んでいましたので、やはりモノづくり企業に就職したいと考えていました。企業の求人情報を見ていく中で、当社の求人情報を見つけました。「金属をプレスして加工して組み立てていく」というようなことが書いてありまして、「どうやって金属を曲げて形を作っているのだろう」と興味を持つようになりました。 それで会社見学に来てみたのですが、雰囲気がアットホームなことに驚きました。出会う先輩社員全員に活気があって、笑顔だったのです。そこに惹かれました。 お客様からの注文が届いたら、納期を見て、生産計画を立てて、生産指示を出します。「ここの工程で手が足らなくて遅れている」ということも起こりますから、そんな時は私も現場に入って加工しています。 多品種少量の加工を手掛けるようになったことで、建設機械に使うような大型部品の加工から、非常に薄い板を加工する繊細な仕事まで、非常に幅広い部品を加工するようになりました。初めて加工する部品が多くなりましたから、どのように加工していけばいいか、誰が見ても分かりやすいように気を配っています。具体的には、作業方法を書類にまとめた作業標準書を作り、社内の情報共有をしっかり行うようにしています。 これまでに500~600種類ほどの部品について、作業標準書を作りました。金属を切り抜く工程、曲げる工程など、どんな手順で加工して機械にはどんなデータを入力しておけば上手く加工できるのかと分かるようにしています。 精密板金加工やプレス加工が当社の得意としているところですが、一口に「板金」と言っても、金属を切り抜く工程もあれば、曲げる工程、溶接の工程、組み立てといろいろな工程があります。多様な技術を覚えられるのがこの仕事の魅力だと思います。 多能工が増えていかないと、どこかの工程で人手が足りなくなった時に対策が取れません。短納期で納品できなくなってしまいます。会社にとっても、多能工が増えることが大切です。 ただ私自身、一つ一つの技術が未熟なままです。各技術を少しずつ完璧に近づけて、分かりやすい形で作業標準書にまとめて、資料としての価値を上げていきたいですね。 幅広く仕事を経験できるのは、中小企業ならではの魅力だと思います。「大手に就職したい」と考える人の方が多いでしょうが、中小企業には中小企業なりの魅力があります。 当社はアットホームな環境ですし、自分の意欲を尊重してもらえてチャンスが多いです。興味を持っていただけたのなら、ぜひ就職先として考えてみてください。

09.jpg 製造部 第1製造課 係長 武田さん

先輩メッセージ
オリジナル製品の開発に参加。アイデアがすぐその場で採用されてうれしかった

製造部 第2製造課
吉田さん
――入社するまでの経緯を教えてください。 学校を卒業後、職業訓練校に通って溶接を学びました。溶接を教わろうと思ったのは、将来的に長く続けられそうな仕事だったからです。いろいろと情報を収集・分析してみると、溶接はすぐになくなる仕事ではないので、安心して専門性を身に付けることができると考えました。 その後、ハローワークで就職先を相談して、「溶接技術を活かせる仕事」として紹介されたのが渡邊プレス工業でした。 初めて会社に電話した時、すごく元気に応対いただけたことを、今でも鮮明に覚えています。 続いて面接のために訪問した時には、社長がすごく力強く話される方だと感じました。ただ力強いだけでなく、知識に基づいて論理的に判断されていて、筋の通っている方だということも伝わってきました。 面接後には工場も見学したのですが、社員がみんな若いのです。元気もあって、工場もきれいで、それで入社を決意しました。 溶接と言っても、スポット溶接、CO2溶接、ロボット溶接とさまざまな方法があります。職業訓練校では、資格の取得を目標にしていました。実践的な内容ばかりとは限りませんでしたから、入社してから戸惑った部分もあります。 ですが、確かに学んだことが役立っています。同じ職場の後輩たちは仕事を覚えるのに大変そうですが、私は溶接の知識を持っていましたから、その分、早く仕事を覚えることができました。 カレーパンを作る機械の部品を作ったことでしょうか。自己満足ですけど、「これは俺が部品を作った機械で作ったやつだよ」と友達に自慢しています。 ほかに挙げたいのは、自社で設計・デザインしたオリジナル製品に携わったことです。自社製品ですから、これから売り出すことになります。お客様にたくさん買っていただければ、会社はもうかります。私たちのお給料も増えるかもしれません(笑)。 いつも以上にやる気になって、「どうすればもっと使いやすくなるのか」と考え、思いつく限りの改善提案をしています。例えば、ある部品を狭い場所に押し込まねばならず、ハンマーで叩いて無理やり詰め込んでいました。ですが、狭いのなら広げれば済む話です。部品加工の段階から、ほんの少しだけ周囲を削ってもらうようにしたら、ピッタリとはまるようになりました。「ここをこうすればもっと良くなるだろう」というアイデアをすぐその場で採用してもらえたので、とてもうれしかったですね。 まず溶接が上手くなること。これは当たり前の目標です。大きな目標としては、多能工になりたいです。当社は手さえ挙げれば、いろいろな部署にかかわれます。自社オリジナル製品の仕事でも、溶接以外の作業を手伝いました。いろいろな経験を積むことで、1人で何でもできる技術者になりたいと思っています。 私の後輩は「大企業に入りたい」と言って、パソコンで情報を集め、たくさんの企業に応募しています。でも大企業に入ると、同じ仕事ばかりやることになります。もしその仕事がなくなったら、どうなるのでしょうか。それなら中小企業で働いて、幅広い知識を学び、多能工になることを目指した方が良いのではないでしょうか。私はそう考えています。

10.jpg 製造部 第2製造課 吉田さん
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