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第一回:企業×学校関係者就職情報交流会 / 9月8日(木)実施

台風の接近に伴う不安定な天候の中、池袋の会場に100社以上の中小企業の採用担当者と50大学・専門学校の関係者が集まった。この日開かれたのは、中小企業と学校関係者の就職情報交流会だ。
依然として学生の大手志向が強い中で、学生と中小企業をどう結びつけるかは、中小企業・学校双方にとって採用活動の大きな課題となっている。 中小企業は、学生の動向を把握して採用戦略を立てるとともに、大学に自社をアピールして、よりよい人材を紹介してもらいたいと思っている。
一方の大学は、企業の採用動向を探るとともに、学生の資質に合った企業を幅広く紹介できるように、さまざまな企業と出会いたいと思っている。そんな両者の欲しい情報が一挙に集まるのが、この交流会というわけだ。

多くの企業と学校関係者が集まった

学生と企業の動向から、採用の課題を探る

交流会開始の1時間前、イベント会場内の講演ブースに学校関係者が集まり、今年の採用動向についての講演が行われた。
ここ数年、採用活動の期間は揺れ動いてきたが、17卒採用では過去にない3ヶ月という短期化になった。それにあたって、企業や学生が何を課題としていて、どんな採用活動を展開するのか。 採用動向に詳しい「アクセス就活」編集部の山田有紀さんが、企業や学生へのアンケートをもとに、さまざまな切り口で分析、その結果をこう締めくくった。

学校関係者への講演会

「学生へのアンケートから、早期に動き出していた学生や、インターンシップに参加した学生は、内定率が高いことがわかりました。"働く"という意識を早くから身につけることで、必ずしも規模やブランドではない企業選択ができるようになります」
採用活動における大学の役割が明確に示された形だ。これを聴講した学校関係者は、感想をこう語る。 「経団連の加盟・非加盟、インターンシップを実施しているか、学生のインターンシップへの参加と内定率の関係など、さまざまなデータをクロス集計していたのが目を引きました。こうしたデータ分析は大学ではできませんから参考になります。早速、大学に帰って職員同士で情報共有したいと思います」
採用活動の課題を認識したところで、いよいよ交流会に臨む。

交流会スタート。採用にかける熱気が会場を包む

講演を聴講した学校関係者はそれぞれに指定されたブースに入り、各企業と個別にコミュニケーションをはかれる交流会に入っていく。企業担当者たちは待機中にイベントガイドに書かれたブース位置などを確認し、開始の合図が告げられると、足早に目当てのブースに向かっていく。各社の採用にかける熱が垣間見られる光景だ。 「来年の新卒採用に向けて、大学に興味を持ってもらうのが目的です。求人票だけだと、埋もれてしまってなかなか採用につながらないところがありますから、対面で当社の魅力を伝えて、多くの学生に紹介してもらいたいですね」
ある企業担当者は交流会に参加した狙いをこう語る。求人票からだけでは見えない企業の魅力を知りたいという思いは学校関係者も同じだ。

個別ブースでの情報交換には熱がこもる

「企業を知るには、実際に企業訪問するのが一番いいんでしょうけど、何十社も訪れるのは時間的に不可能です。ですから、こうして多くの企業が一堂に会する機会があると、効率的ですね。大学に来る求人票は固定の企業に偏りがちですが、今まで知らなかった魅力的な企業に出会えることも期待しています」 通常、求人票に記載されるのは企業の概要や採用条件と言ったデータのみ。しかし、昨今の学生は仕事の「やりがい」や「働きがい」を重視する傾向にあるため、これらの情報だけでは横並びになってしまい、働きたい会社を選べないのだ。学生に企業を知ってもらい、興味を持ってもらうために、まずその窓口となる学校関係者に、求人票のデータを超えた立体的な魅力をアピールすることが不可欠となる。 通常、求人票に記載されるのは企業の概要や採用条件と言ったデータのみ。しかし、昨今の学生は仕事の「やりがい」や「働きがい」を重視する傾向にあるため、これらの情報だけでは横並びになってしまい、働きたい会社を選べないのだ。学生に企業を知ってもらい、興味を持ってもらうために、まずその窓口となる学校関係者に、求人票のデータを超えた立体的な魅力をアピールすることが不可欠となる。 ブースの前には常に企業担当者の列ができ、学校関係者は息つく暇もないほど次々に企業担当者と面会していく。企業担当者も面談が終わるとすぐに次のブースを見つけて移動していく。お互いに明確な課題意識と情熱を持って参加しているだけに、交流会は大いに活気づいていた。となったようだ。

「対面で話すと、社風や強みだけでなく、相手の人柄から会社の雰囲気なども伝わってきます。そうしたホームページやパンフレットからは見えない会社の魅力がわかったのは大きな収穫です。それに、わからないことを率直に教えてもらえるのも交流会のいいところですね」(学校関係者) 「当社は企業イメージから女子学生のエントリーが少ないのですが、コールセンターなど女性が活躍する部署もあるので、そのあたりを大学にアピールしました。女子大の先生にうかがったところ、コールセンターは女子学生の人気が高いということがわかりましたので、その情報をもとに、アプローチの仕方を考えたいと思います」(企業担当者) それぞれ知りたかった情報を得られて、実りある交流会

パンフレットを広げて企業の魅力をアピール

キャリアカウンセラーが語る大学へのアプローチ法

交流会が行われている間、講演会ブースでは、「教育機関の効果的な活用方法」と題した企業向けの講演会が開かれていた。講師を務めるのは採用支援サービスを展開するキャリアフラッグの熊澤匠さんだ。 講演は「交渉相手を知る」「自社を知る」「投資と回収を展開する」という3つを柱に展開された。中でも多くの来場者が興味深かそうに聞き入っていたのが「交渉相手を知る」という話だ。
大学の組織や業務は、一般的な企業とは異なる点を持っていることが多く、企業側からはなかなか内情が見えにくいところだ。大学職員はどんな仕事を、どんな体制で、どんな目的意識でしているのか。そうした内情が語られ、大学に対していつ、どんなアプローチをすることがより効果的なのかが示された。

企業向けの講演会

講演会は自由参加だが、席が埋まるほどの盛況ぶりで、それはとりもなおさず採用活動において企業が大学との関係構築に高い関心を示している証ともいえよう。
3時間半の長丁場となった交流会だが、開始時の熱気は最後まで冷めることなく終了した。企業も学校関係者も持ち帰った情報をもとに、就職戦線を戦い抜く戦略を練ることだろう。このイベントが就活生にもたらすものは決して少なくない。各企業、大学がどんな成果を上げるか大いに期待したい。

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