<中小企業しごと魅力発信プロジェクト>

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TOKYO SHIGOTO WAGON REPORTトーキョー・シゴト・ワゴン 実施レポート

第15回 東京経済大学限定回

1社目 エム・ケー株式会社/15名参加

遊休地を開発して大型商業施設や工業団地を作る「デベロッパー」として、様々な地域の活性化を担うエム・ケー。今回は本社にお邪魔し、その仕事に触れてきました。  

会終了後、社員の方と記念撮影 会終了後、社員の方と記念撮影

ツアー内容

社内見学とデベロッパー企画ワーク
今回のツアーに参加したのは、東京経済大学で2017年から始まった「キャリアデザインプログラム」に参加する学生のうち15名。全員が1年生で、今回が初めての企業訪問ということもあり、少し緊張した面持ちで集合しました。   

社内に案内され、執務スペースを一通り見学すると、小林勁社長から挨拶がありました。

「私たちは、土地や建物を有効活用することで、その地域の活性化を目指しています。地権者や自治体、そしてそこを訪れる人々を笑顔にし、社会に貢献する。それが、やりがいであり、社員はみんな誇りを持って働いています。ぜひ、当社で多くのものを学んでいってください」

社員数は40名弱と少数ながら、大規模な開発をいくつも手掛け、2018年には創業30年を迎える同社。それを支えてきたのは、やりがいを感じながら活躍する社員だということが伝わる小林社長の挨拶でした。

 次に行われたのは、デベロッパーの仕事を体験するワークです。テーマは、「新しい建物を企画せよ!」。「小さい子どもがいるファミリー層が多い」、「東京経済大学 新キャンパスが完成予定」という架空の街の駅前に、どんな建物を建てるかを企画します。広さ300坪、1・2階は商業ゾーン、3階以上は居住者ゾーンといった条件の説明の後、10分間の個人ワークと、20分間のグループワークに取り組みました。

 それぞれの意見を持ち寄って、一つの建物を企画するグループワークでは、「天候に左右されずに何でもできたら便利だよね」、「ファミレスがあれば、昼はママ会ができるし、自炊できない学生には嬉しいと思う」、「階によって、ファミリー向けと学生向けの部屋を分けようか」など、活発に意見が飛び交いました。その後、グループごとにまとめた企画を、同社の渡辺雄一郎常務に向けてプレゼン。講評では、「本当に1年生かと思うほど、よく練られた企画でした」という言葉を頂きました。

 「デベロッパーといってもピンとこないかもしれませんが、取り組んでいただいたワークがまさに私たちの仕事です。まっさらな土地にどんな建物を建てればいいのか、どうすれば地域活性に繋がるのかを考え、開発するんです」

 講評に続いて、こう切り出した渡辺常務。VTRも交えながら、同社の業務内容を説明してくださいました。

 「土地を開発するには、関わる全ての人と合意形成をしなければなりません。大規模な開発になると、地権者だけで100名を超えることもありますし、関係官庁、地方自治体、誘致する企業との交渉も必要です。もちろん簡単なことではありませんが、それがこの仕事の醍醐味だと思っています」

 大規模開発では、開発が完了するのは5年後、10年後。そのときに「任せて良かった」と言ってもらえる仕事にするためには、繊細な交渉が欠かせないのだといいます。そんな渡辺常務の説明に、学生たちはメモを取りながら真剣に聞き入っていました。

座談会
 続いて、ジュースや調味料、ふりかけなど、コンビニやスーパーでよく見る製品が机に並べられ、その説明から座談会がスタートしました。   

 「これらは、当社で手掛けた工業団地にある工場で作られているものです。私たちの仕事は土地開発ですが、こうした形で、多くの人の生活に関わったり、誰かの生活をちょっと良くしたりといったことにも携われるんですよ」

座談会に参加してくださったのは、入社3か月の若手から11年目のベテランまで、幅広い経歴を持つ社員の方々。学生からは、就職活動や女性のライフ・ワーク・バランス、仕事のやりがいなど、様々な質問が飛び出しました。

 入社2年目で、大手企業、ベンチャー企業での勤務経験がある社員からは、就職活動にアドバイスがありました。

 「新卒当初は、自分のやりたいことも分からないままに就職してしまい、働き始めてから物足りなさを感じたんです。そんな経験をしたことで、やりがいを感じられる仕事に出会うためには、まず自分を知ることが大切だと気付きました。自分を知るためには周りを知ることが必要です。就職活動はまだ先だと思いますが、色んな経験をして、たくさんの人と出会うことが、3年後に大きな財産になるはずです」

 濃密な座談会は40分ほどで終了。最後に座談会にも参加してくださった野嶋さんからメッセージが送られました。

 「私たちの仕事は、多くの人の協力のもとで成り立っています。今日の会も、大学や東京都、そして企業の協力で開催されていますよね。それと同じように一人では何もできなくても、力を合わせればどんな大きなことでもできるんです。これから先、壁にぶつかることもあるでしょうが、そのことを忘れず、充実した学生生活を送ってください」

 入社11年目の企画部、野嶋さんの言葉はさすがで、多くの学生が心を動かされたようでした。

  • 学生にメッセージを送る小林勁社長学生にメッセージを送る小林勁社長
  • ワークを通じて、楽しみながらデベロッパーの仕事を体験ワークを通じて、楽しみながらデベロッパーの仕事を体験
  • 業務内容を説明する渡辺雄一郎常務業務内容を説明する渡辺雄一郎常務
  • 座談会では次々と質問が飛び出しました座談会では次々と質問が飛び出しました

2社目 カインズ株式会社(カインズグループ)/15名参加

 カインズグループは、車のAV類の取付けキットの製造・販売や物流サービスを手掛けるほか、鉄道関連グッズや、化粧品も販売するなど、多角的に事業展開している中堅の企業グループです。今回は製品開発や営業の拠点である水元開発センターを訪問し、社長や社員の方々のお話を聞いてきました。    

社員の方々と記念撮影 社員の方々と記念撮影

ツアー内容

金子高一郎社長のお話
 ツアーは会社概要を説明するビデオからスタート。続けて、金子社長からの挨拶をいただきました。    

 「当社は総合職や一般職といった垣根もなければ、男女の別け隔てもない、誰もが活躍のチャンスのある会社です。創業は1927年ですから、今年が90周年ということになります。創業当初は魚などの運搬で使用する木箱や空き樽などを引き取り、お菓子の木箱に作り替えるといった事業を行っていましたが、年を追うごとに様々な事業を手掛けるようになっていきました」

金子社長に続いて、経営統括部の菅野奈菜さんが同社の事業内容の説明をしてくださいました。

 「メイン事業はカーAV取付キット事業です。これは車に搭載された標準のカーオーディオやカーナビゲーションを取り外して、自分好みのものを付けるときに必要なアイテムです。当社の取付けキットは国内で70%近いシェアがあるので、事実上の業界標準になっています。ほかにも、物流代行業やワイヤーハーネスの製造、あるいはWEB制作や五島列島の椿油を使った化粧品ブランドなど、多角的に事業展開をしています」

 最後に「座談会には皆さんと年の近い若い社員が参加します。どんなことでも気軽に聞いてください」と金子社長が話し、第一部は終了しました。

座談会
 カーAV取付けキットやカー周辺機器を開発するための開発ピット、機構設計を担当する部署、WEB制作を手掛けている部署などを見学したのち、座談会が開かれました。光触媒を使った空気清浄機を開発している女性社員の方は、仕事の面白さについて話してくださいました。  

 「もともとカーAV取付けキットの開発に携わってきたので、会社でも手掛けたことのない全く別の分野である空気清浄機の話が来たときは戸惑いました。それだけに開発は手探り状態でしたが、その分、自分で能動的に開発していく面白さや達成感のある仕事です」

 座談会では仕事と家庭の両立についてのお話もありました。

 「当社は、結婚してもそのまま働いている人や産休から復帰して働く女性社員が少なくありません。私も昨年結婚しましたが、そうした先例を見ていたので、結婚に躊躇することはなかったですね」

 社会人の方に直接話を聞ける機会はなかなかないだけに、学生たちも真剣な表情で話に聞き入っていました。座談会は40分ほどで終了し、金子社長に最後の挨拶をしていただきました。

 「社会に出たら先輩から注意されたり、叱られたりすることがあるかもしれません。今時の若い人は叱られ慣れていないという話も耳にしますが、叱るというのはその人に期待しているからであり、成長してほしいからです。もし、そういったことがあっても、めげずに自分に期待してくれているんだと思って頑張ってください」

  • 挨拶をする金子高一郎社長挨拶をする金子高一郎社長
  • 会社見学の様子会社見学の様子

学生の声

 参加した学生からは「社員の方々が実際に働いているところを見ることができ、会社で働くということのイメージが掴めた」、「一つの案件をゼロから自分で進めていけるというのは、中小企業ならではの良さだと感じた」といった意見が挙がるなど、それぞれ発見のあるツアーになったようでした。  

  • 開発ピットも見学させていただきました開発ピットも見学させていただきました
  • 座談会の様子座談会の様子

今年(平成29年度)実施企業一覧

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