<中小企業しごと魅力発信プロジェクト>

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TOKYO SHIGOTO WAGON REPORTトーキョー・シゴト・ワゴン 実施レポート

第28回 社員教育が充実していて、毎日が充実している企業特集

1社目 株式会社トータルオーエーシステムズ/15名参加

 トータルオーエーシステムズは金融、流通、製造、あるいは官公庁向けなど、様々なシステムの開発を手掛けるIT企業です。今回は新宿区西新宿にある本社を訪問し、社長や社員の方々のお話を聞いてきました。

池澤和幸社長(写真中列中央)や社員の方々と記念撮影 池澤和幸社長(写真中列中央)や社員の方々と記念撮影

ツアー内容

社長や社員の方々のお話
 ツアーは池澤和幸社長のお話からスタート。まずは事業内容についてお話してくださいました。

 「当社はシステムの企画から開発、運用サポートまで、様々なシステムインテグレーションサービスを提供しています。その一例を挙げると、銀行のATM制御やコンビニの業務システム、あるいは官公庁向けの基幹システムなど、携わっているものは多種多様です」

 さらに新分野の開拓にも力を注いでいると続けます。

 「ビッグデータやIoT、AIなど、IT業界の技術はまさに日進月歩。そうした新しい技術を常に事業に取り入れられるようにと、1か月に1回、社員が集まってニュービジネスを模索する研究会を開いています」

 そうした新たな分野に挑戦する上で欠かせないのが、人材の確保と教育だと池澤社長は声を大にします。そこで、今度は教育部の方々にバトンタッチ。まずは教育部の安倍史郎部長がお話してくださいました。

 「特にここ5、6年は教育制度改革に力を入れてきました。結果、社内で実施している従業員満足度調査で、『当社の教育制度は充実している』、あるいは『当社に満足している』と回答する従業員の数が増えてきています」

 安倍部長は採用面接も担当しているといい、面接のアドバイスもお話に盛り込んでくださいました。

 「何か一つのことに打ち込んだときに人は飛躍的に成長するものです。ですから、面接では一生懸命取り組んでいるものがあるかどうかというのを見ています。部活でもアルバイトでも構いませんし、今回のような会社研究でもいいでしょう。取り組んだ理由や取り組み方、そしてどう成長できたかといったことを、熱意を持って話せれば好印象を与えられるはずです」

教育部の方のお話と座談会
 安倍部長のお話の後は、教育部の吉田一美さんが教育制度についてお話してくださいました。

 「新人教育に関しては特に手厚い制度を整えています。まず、入社前の内定者研修ではe-ラーニング形式でIT基礎知識を身に付けていただきます。さらに、月に1回、会社の仕組みやビジネスマナー講座を開き、社会に出るための準備をしていただいております」

 さらに入社後は、新入社員研修としてプログラミングなど技術面を学習。なんと、この技術研修もすべて社内で実施しているといいます。

 「社内で教育することによって、帰属意識が生まれるだけでなく、新入社員一人ひとりの特性を見て、伸ばすことができます」

 さらに、一通りの研修が終わった後もすぐに一人で現場に出るのではなく、OJTで先輩社員の指導のもと業務をこなしていくと話を続けます。

 「時間やお金を掛けて新人教育に力を入れているのは、人材こそが最大の財産だと考えているからです。未経験でもプロフェッショナルとして活躍できる研修制度を整備しています」

 吉田さんのお話の後は、メインフロアや休憩スペースなどを見学したのち、社員の方々との座談会が開かれました。社員の方は皆さん入社1年目ということで年齢も近く、社風や就職活動に関してなど、ざっくばらんにお話をお伺いしました。社員の方からは、「分からないことがあれば、先輩社員にいつでも気軽に質問できるので、プログラミングなどの経験がなくても安心して働ける」といった和気あいあいとした職場の雰囲気や、「休日には同僚と集まってダーツをするぐらい仲が良い。仕事と遊びのメリハリが付いている」といった開かれた社風などをお話してくださいました。

 座談会は40分ほどで終了し、最後に採用推進部の伊藤恵部長に挨拶をしていただきました。

 「参加された方々の多くは文系と聞いていますので、これまでプログラミングやシステム開発に触れたことはないかもしれません。そういった意味では、今日は皆さんにとって新たな世界の扉を開けた第一歩といっていいでしょう。このまま、2歩3歩と興味を持って進んでくれたら、こんなに嬉しいことはありません」

  • 事業内容について話す池澤社長事業内容について話す池澤社長
  • 研修制度について話す吉田一美さん研修制度について話す吉田一美さん

学生の声

 参加した学生からは「一方的に話を聞くだけでなく、座談会で気軽な雰囲気で話せたのが良かった。働くイメージができた」といった感想や「IT業界に苦手意識があった。文系でもできると聞いて興味が出てきた」という意見が出ました。また、「とにかく人材を大切にする職業だと思いました。教育、環境、支援がしっかりしていて居心地の良さそうな職場だと思いました」という感想が挙がるなど、それぞれ得るもののあるツアーになったようでした。

  • 会社見学の様子会社見学の様子
  • 座談会風景座談会風景

2社目 株式会社金羊社/15名参加

 金羊社はCD、DVD、ゲームなどのパッケージ印刷を手掛けている会社です。今回は大田区鵜の木にある本社を訪問し、社員の方々のお話を聞いてきました。

オフィスの前で記念撮影 オフィスの前で記念撮影

ツアー内容

会社概要の説明
 ツアーは立山恵子常務のはつらつとしたこんな挨拶からスタート。

 「今日は当社の隅から隅まで案内します。ここでお会いできたのも何かの縁。少しでも印刷業界に興味を持ってもらえたら嬉しいです」

 続けて、キャリアサポート部の植松則彦部長から会社概要が説明されました。

 「当社の創業は大正15(1926)年。一風変わった社名は、創業者の母親の干支である『羊』と名前から『金』を取って付けられました。当初は活版と組版だけだった金羊社はオフセット印刷を開始。当時勢いのあったレコード会社や映画、出版業界と共に発展。戦争を乗り越え、昭和の高度経済成長とともに事業は拡大。現在はCDやDVDをはじめとしたパッケージ印刷を手掛けています」

 金羊社では3年ごとに中期経営計画を策定。そこで「全社員が『明日も会社に行きたい』と思う企業になること」というミッションを掲げているといいます。

 「その一環として、女性が活躍できる職場作りや仕事と子育ての両立ができるような環境作りに尽力しています。結果、厚生労働大臣より女性の活躍を推進している企業に贈られる『えるぼし』と、子育てサポート企業に贈られる『くるみん』の認定を受けました」

 また、社員同士のコミュニケーションを活発化するために、年1回の「VOICE」、月1回の「mini VOICE」という社内報を発行。そこに社員の特技や趣味を紹介するコーナーを設け、それが社員の人となりを知るきっかけになっていると植松部長は笑みを浮かべます。こうした広報活動は活発で、なかでも毎年行っている地域の方々に印刷加工の面白さを知っていただくイベント「印刷のいろはフェスタ」は好評だといいます。

会社見学と座談会
 植松部長のお話の後は社内を見学しました。営業や管理の部署が働いている執務スペースや製版部の部署、さらには工場にも案内してもらいました。工場の中には広告物やアニメのキャラクターのパネル、アーティストのポスターなど、金羊社の実績物が展示されていました。学生からは「これ、電車の中で見たことがある」など、自分の知っているものがここから作り出されていたことに驚きの声があがりました。さらに、デジタル印刷機やパッケージをカットする加工機を実際に動かしてもらうなど、臨場感たっぷりに業務内容を紹介していただきました。

 その後、4階のミュージックジャケットギャラリーという同社が手掛けた商品や年代物のレコードジャケットなどが展示されているスペースへ移動。こちらには世界的に有名なミュージシャンのレコードジャケットや、今を時めくアイドルグループのCDジャケットなどが所狭しと並べられ、学生たちも興味津々に展示物を眺めていました。

 一通り展示品を見終えると、ミュージックギャラリーで社員の方々との座談会が開かれました。学生からは「仕事のやりがいは何か?」という質問が挙がりました。それに対し社員の方は、「もともと映画が好きなので、話題の映画や好きなバンドのパッケージ印刷を受注したときにはモチベーションが違いますよね」と、好きなものを仕事にする楽しさをお話してくださいました。また、「学生のうちにしておいた方が良いことは?」という質問には、「学生のうちは友人付き合いを大切に。社会人になって仕事や私生活で悩んだときに学生時代の友人が助けてくれることがあります」といったアドバイスを頂くなど、貴重な座談会になりました。

 座談会終了後は、参加していただいた社員の方からそれぞれ学生に伝えたいメッセージを頂きました。「就職活動の際は、自分の人生を考えて、絶対にゆずれないことや何を優先したいかを考えて会社選びをしてみてください」「なかなか思い通りにいかないこともあります。そんな時こそ、前向きな気持ち、ポジティブに考えることが大切です」、「素直で元気で明るい人は長く勤めている印象があります。苦手な人とも話ができる、相手の話を聞けるというコミュニケーション能力は、社会に出てとても大切です」などのエールに、学生は頷きつつメモをとっていました。

 最後に植松部長から挨拶をしていただき、今回のツアーは締めくくられました。

 「学生時代は思いっきり自分の好きなことにチャレンジしてほしいと思います。その経験がきっと社会に出てからも生きるはずです。本日はありがとうございました」

  • 挨拶をしていただいた立山恵子常務と、会社概要を説明してくださった植松則彦部長挨拶をしていただいた立山恵子常務と、会社概要を説明してくださった植松則彦部長
  • 会社見学の様子会社見学の様子

学生の声

 参加した学生からは「工場見学で実際の仕事現場が見られたのが良かった。印刷会社の仕事のイメージが掴めた」といった意見や「見たことのあるパッケージもあって驚いた。中小企業が手掛けているとは思わなかった」といった感想が聞かれました。それぞれ新しい発見があったようでした。

  • 社員の方々との交流風景社員の方々との交流風景
  • 社員の方々から一人ひとり、学生たちに向けてエールも送っていただきました社員の方々から一人ひとり、学生たちに向けてエールも送っていただきました

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