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TOKYO SHIGOTO WAGON REPORTトーキョー・シゴト・ワゴン 実施レポート

桜美林大学連携回

1社目 日本電算株式会社/7名参加

 8月29日に行われたトーキョー・シゴト・ワゴンは、桜美林大学とコラボレーション。同大学の町田キャンパスで勉強するリベラルアーツ学群とビジネスマネジメント学群の学生7人が参加しました。
バスで大学を出発してまず向かったのは、JR目黒駅からほど近くに本社を構え、システムエンジニアの育成に力を入れるIT企業の日本電算。会社説明を受けた後、同社が開発したゲームアプリの仕組みを知り、実際に体験もさせてもらい、さらには社員との交流会を行いました。

人事部・大井さんの説明を聞く学生 人事部・大井さんの説明を聞く学生

ツアー内容

会社説明・ゲームアプリSE体験
 「IT企業というと、理系の男性社員が多くて、暗い空気が漂っているようなイメージはありませんか? 四年制の女子大出身の私もそんなイメージを持っていました。今日はそんなイメージを少しでも変えたい」
人事部で採用を担当する入社4年目の大井さんは開口一番、女子が多かった参加学生に向けてこう話しかけてから、会社の概要や業務内容について説明してくれました。現在180名いる社員の男女比は7:3。確かに男性が多いものの、業界全体では男性が9割と言われるIT業界においては、女性が多い会社と言えます。
「少しずつ女性社員の活躍の場が広がっているのがわが社の特徴です」(大井さん)

 そんな同社の特徴的な取組の一つとして大井さんが挙げたのは、「働きやすい環境づくり」。仕事でよいパフォーマンスを出すには、きれいで明るい職場がよいという考え方のもと、同社デザイナーが中心となって環境づくりをしているそうです。実際、会社のエントランスにはヒマワリが華やかに飾られ、社内にはアロマの香りが広がっていました。ソフトウェアやアプリケーションの開発をする上ではデスクワークが多くなりがちですが、会社でも明るくワクワクしながら働ける環境が作られているそうです。
では、文系と理系の比率はどうか。大井さんは今年の採用実績として、18人のうち16人が文系とした上で、「パソコンの使用経験があまりなくても、入社後3か月の研修で先輩社員がゼロからみっちり教えます」と充実した教育制度について説明しました。
大井さんの会社説明の後に登場したのは、桜美林大リベラルアーツ学群のOGで入社3年目の赤坂さん。入社後の研修を経て、現在ではアプリケーション開発部でスマートフォン向けアプリやゲームなどの開発に励んでいると言い、実際に赤坂さんが開発に携わった2つのゲームアプリについて説明してもらい、学生たちもそのゲームを体験させてもらいました。

  • 後輩たちの前で挨拶する赤坂さん後輩たちの前で挨拶する赤坂さん
  • 赤坂さんが開発に携わったゲームを体験する学生赤坂さんが開発に携わったゲームを体験する学生

交流会
 交流会は華やかにデコレーションされた会議室で、大井さんと赤坂さんが参加して行われました。
始めに入社の理由について問われた赤坂さんは「大学での説明会に大井さんが来てくださって説明いただいたのがこの会社を知ったきっかけ。本日、皆さんも感じたこの明るい雰囲気に魅力を感じて、入社したいと思うようになりました」と回答。また、「プログラムにミスがあった場合は大変ですか?」という質問に対しては「大変ですが心強い先輩社員がバックアップ・指導してくれるので、ありがたいです」と赤坂さん。その他、1日の仕事の流れ、勉強会や部活動の内容、社内イベントなどについて活発に質問が飛び、あっという間に時間が過ぎていきました。

  • 交流会では開発したチケット予約アプリも披露交流会では開発したチケット予約アプリも披露
  • 和やかに行われた交流会。和やかに行われた交流会

学生の声

 訪問前はIT企業に対して「暗くて堅そう」「パソコンと向き合ってプログラミングばかりしている」「複雑で難しそう」といったイメージを持っていたという学生たち。今回の訪問で、「社内がとてもガーリーで親しみを持てる雰囲気だった」「堅いイメージがかわいいイメージに変わった」など、印象が大きく変わり、文系でも、また女性でも活躍できる環境があると知ることができた貴重な体験になったようです。

2社目 オーナーズエージェント株式会社/7名参加

 学生たちが続いて伺ったのは、東京都庁のすぐ近くのビルに本社を構えるオーナーズエージェント。不動産業界の中でも、賃貸マンションやアパートのオーナー向けに実務・経営の両面から賃貸管理の支援を行っている企業です。今回は藤澤代表が直々に会社概要について説明してくださいました。その後、社内見学や、同社の社員や内定者とのワークショップも行われました。

会社の業務について説明する藤澤代表 会社の業務について説明する藤澤代表

ツアー内容

藤澤代表による会社説明
 「不動産屋というと、皆さんがすぐに思いつくのは街中にある不動産賃貸仲介業者の店舗だと思います。我々はそういった業者に対して、オーナーの代わりに物件の営業をしている賃貸管理会社です」(藤澤代表)
1996年にグループ会社のアートアベニューを設立。そこで培った社員研修や賃貸の販売促進活動のノウハウをコンテンツ化し、不動産会社に対してコンサルティングや業務改善支援を行う企業として、2001年にオーナーズエージェントが設立されました。
「アメリカでは賃貸管理業が主流で、不動産会社の社会的地位も高いです。日本の不動産業界も近い将来アメリカのようになっていくと見ています。時代がどんどん変わっていく中では柔軟な発想が必要不可欠です」と藤澤代表は力説します。

 業界の最前線を行く同社では、勤務時間の自由度を高める取組が行われています。
「休みたい時に休む。旅行に行きたければ行く。見聞を広めるためにも大いにやるべきです。当事者意識を持って働きましょう。給料を払うのは定時で働いているからではなくて売上げや利益を上げているから。その目的を果たせるのなら自由に働けばいいんです。自由な働き方ができる不動産会社日本一を目指しています」と藤澤代表は狙いを説明。定時より1時間早く退社できる「早上がり制度」や朝の通勤ラッシュを避けて出勤できる「時差出勤制度」など、様々な仕組みを取り入れ、社員一人ひとりが自由に働ける環境を作っているということです。

  • 執務室を見学する学生執務室を見学する学生
  • お酒などが飾られた会議室を見学お酒などが飾られた会議室を見学

社内見学・不動産業務体験ワークショップ
 藤澤代表によるお話の後は社内見学へ。執務室やeラーニング事業用の撮影ができるミニスタジオなどを見て回りましたが、学生たちが特に興味を持ったのは会議室。ロンドンやサンフランシスコといった世界の都市名が付けられ、その都市の風景写真を壁紙にしたり、お酒を飾ったりと会議室とは思えない雰囲気でした。
「定時後に、お酒をたしなみなが会議をすることも。型に捉われず、結果につながるようにすることが大事。新しいことにも挑戦してみて、失敗したら方向転換すればいいんです」と案内役の経営企画部・先原さんは解説してくれました。

 続いて取り組んだのは、不動産の業務を体験するワークショップ。コンサルティング課の山崎さんが講師となり、過去のリフォームやリノベーションの事例を紹介した後、1973年に建てられたSRC(鉄骨鉄筋コンクリート)造マンションの一室をどのような部屋にするか、外枠以外はまっさらな間取り図をもとに実際に考えてみました。両グループとも最初は苦戦しましたが、山崎さんを始めとする社員の皆さんのアドバイスをもらいながら「水回りをまとめる」「玄関を広めに」「ルームシェア用に部屋も収納を分ける」といった意見が出され、それぞれ特徴のある部屋の案にまとまりました。各グループの発表後、山崎さんが実際にどのような部屋にしたかを解説。
「私たちの仕事を少しでも知っていただけたかなと思います」と述べ、訪問を終えました。

  • 山崎さんのお話を聞く学生山崎さんのお話を聞く学生
  • 初めての間取りの検討に悪戦苦闘初めての間取りの検討に悪戦苦闘

学生の声

 不動産会社についての知識があまりなかったという学生たちでしたが、訪問後には「物件を提供するイメージが強かったが、オーナーさん向けサービスの業態を初めて知った」「インテリアも扱っているとわかり、すごくいい体験ができた」といった声が挙がりました。また、「楽しさや自由さを大切にしていることがひしひしと伝わってきた」「社長のお話にも様々な勤務制度にも惹かれ、こんな会社に務められたらいいなと思った」などと、同社に興味を持った学生もいたようです。

まとめ

IT企業と不動産の賃貸管理会社。どちらもどんな会社があり、どんな仕事をしているのか知る機会が少なかった学生たちにとっては、今回のトーキョー・シゴト・ワゴンが見識だけでなく、今後の進路の選択肢を広げる機会になったようです。「イメージが変わった」「仕事が楽しそうな雰囲気を感じた」といった言葉が出るのは、実際に足を運んで見聞きして感じたからこそ。今回参加した学生たちには、このツアーをきっかけに様々な業界・企業に視野を広げてほしいものです。

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